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2011年12月24日(土)

原発被害賠償へ会結成

福島・いわき 個人加盟、総会に160人

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(写真)参加者で会場がいっぱいになった「原発事故の完全賠償をさせる会」の結成総会=23日、福島県いわき市

 東京電力福島原発から近い福島県いわき市で23日、原発事故による被害の完全賠償をさせようと、個人加盟の組織を結成しました。結成総会には会場いっぱいの160人が参加しました。

 広田次男弁護士の講演に続き、準備会を代表して菅家新氏(浜通り復興共同センター代表委員)が方針を提案しました。

 会の名称は「原発事故の完全賠償をさせる会」。目的は(1)東電と国に原発事故は人災と認めさせる(2)東電と国に福島県内すべての被害への完全賠償をさせる(3)福島原発を廃炉にさせる―の3点です。会のスローガンを「あやまれ つぐなえ なくせ原発」とします。最終的には訴訟も視野に入れて行動し、福島原発被害弁護団と連携します。具体的な行動として学習会の開催や東電との交渉、国・県・市への要請行動を行います。代表は佐藤三男、早川篤雄、伊東達也、矢吹道徳、菅波好恵の5氏。

 「米の汚染が不安。会に入って一緒にたたかいたい」(農民)、「子どもを外で遊ばせることができない。1カ月で9000人の署名を集めたように、人が動けば変わる。除染も健康管理も頑張りたい」(ママの会)などの発言がありました。


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