2011年12月10日(土)
“障害者が暮らせる新法を”
きょうされん 全国20カ所で署名
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全国の小規模作業所などでつくる「きょうされん」は9日、全国20カ所の街頭で、「障害者自立支援法廃止後の新法で、障害のある人もない人と同じように暮らせる社会へ」と訴えて、国会請願署名活動を行いました。
東京・新宿駅西口前では、リレートークも同時に行われました。
きょうされんの藤井克徳常務理事は、国が自立支援法廃止を閣議決定している一方で、同法「改正」で済まそうとする動きにふれ「よりよい日本社会へつながる障害者問題の解決のため、新法制定を求める署名に協力を」と訴えました。
脚本家のジェームス三木さんもマイクを握り、「子孫にいいバトンを渡そう」と署名と募金を訴えました。
日本共産党の高橋ちづ子衆院議員は「障害のある当事者が参加する政府の障がい者制度改革推進会議・総合福祉部会が取りまとめた『骨格提言』を全面具体化した新法を実現するためにがんばる」と決意を述べ、署名への協力を呼びかけました。
道行く人に署名と募金を訴えた男性(39)=練馬区=は「自立支援法で工賃を月2万円くらい減らされたし、多くの仲間が辞めていった。新しい法律にして、利用料を払わず働けるようにしたい」と話しました。
きょうされんは3日から9日までの障害者週間に合わせて11日まで、「がんばるWEEK」として全国61カ所で同行動を行います。