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2011年12月4日(日)

“不安なく勉強したい”

全学連が全国集会 東京

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 全日本学生自治会総連合(全学連)は3日、全国学生集会を東京都内で開き、大学予算の増額と給付制奨学金の実現を求めたシンポジウムで学び、交流しました。

 シンポジウムで、全国大学高専教職員組合の長山泰秀書記長、新日本婦人の会の岡田麻也子中央常任委員、奨学金の会の藤井和子副会長のほかに、学生がパネリストとなり発言しました。

 京都橘大学の学生(2年)は早くに父を亡くし高校への進学も真剣に迷ったと話します。「高校への進学率は99%。残り1%は大半が経済的理由です。学生がなんの不安もなく勉強できる社会にするよう、ともに声をあげましょう」と呼びかけました。

 一橋大学の大学院生は、就職難と数百万円にもなる奨学金の返還が大きな不安になっていると訴えました。

 集会は、幅広い層に取り組みをひろげ大きな世論をつくることを呼びかけるアピールを採択し、「学費負担、限界や!」などと書かれたプラカードなど手製のアピールグッズを持って渋谷までデモ行進しました。

 吐く息が白くなる冷え込みのなか、「学費の値下げに踏み出して!」「お金がなくても学べる社会!」「就活、ルールが必要です!」と、元気にシュプレヒコールをあげながら歩きました。


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