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2011年11月29日(火)

大王製紙側が政治献金

自民・みんな議員5人に1380万円

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 大王製紙前会長の井川意高(もとたか)容疑者(47)による巨額借り入れ事件にからみ、同社側や井川容疑者が、2007年から09年の3年間で、少なくとも5人の国会議員(落選ふくむ)側に計約1380万円の政治献金をしていたことが本紙の調べでわかりました。

 政治資金収支報告書によると、大王製紙の地元、愛媛県選出で自民党の塩崎恭久元官房長官(衆院愛媛1区)が代表の政党支部は、09年に大王製紙から124万円を受け取ったのをはじめ、関連会社2社から各100万円の計324万円を受領。07年は関連会社3社から計124万円、08年は大王製紙から24万円で、3年間の献金受領総額は472万円にのぼりました。

 同じく愛媛選出の自民党・村上誠一郎元特命担当相(同2区)が代表の政党支部は、09年に大王製紙から100万円を受け取っていました。

 井川容疑者の高校の後輩になる自民党の後藤田正純衆院議員(衆院徳島3区)が代表の政党支部は、07年に大王製紙から100万円を受領。「みんなの党」の山内康一副幹事長(衆院比例北関東)の国会議員関係政治団体「山内康一後援会」は、09年8月に井川容疑者から100万円の個人献金を受け取っていました。

 07年の参院選愛媛選挙区で落選した自民党の関谷勝嗣元建設相の政党支部は、07年に大王製紙から409万8425円はじめ、関連会社2社から各100万円の計609万8425円を受領していました。


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