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2011年11月26日(土)

「オール沖縄」に連帯

那覇 日本平和大会が開幕

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(写真)参加者全体で合唱する2011年日本平和大会開会集会=25日、那覇市

 2011年日本平和大会(実行委員会主催)の開会集会が25日夜、沖縄県那覇市でおこなわれました。名護市辺野古への米軍新基地建設に反対する「オール沖縄」のたたかいに連帯しようと、全都道府県から約1300人が参加。07年の沖縄大会を上回り、「基地も原発もいらない」と声をあげました。

 「15年前から杭(くい)一本も打たせていない」。沖縄各地の粘り強い運動の到達点が語られると、満席の会場に拍手と指笛が沸きました。

 福島県からの参加者は「原発をなくす全国のたたかいの前線に立つ」と表明。米原子力空母の母港とされている神奈川県横須賀市の代表からも、地震の引き波で「海底に船体がつき、原子炉が冷却不能になる」と危険性が告発されました。

 大会史上最多の16人の海外代表が登壇。「私たちは米軍基地に反対する世界の運動とつながっている」と語りました。

 焦点の普天間問題で、政府は米国の圧力に屈し、年内に建設着工の前提となる環境影響評価書を県に提出する計画です。これに対して沖縄県議会は14日、提出断念を求める意見書を全会一致で可決しました。

 「これが沖縄県民の答えだ」と強調したのは、大会報告に立った日本平和委員会の千坂純事務局長。「今こそ全国と沖縄が心一つにたたかおう」と訴えました。全労連の大黒作治議長はあいさつで、「沖縄のたたかいと連帯して全国運動に発展させよう」とよびかけました。

 来賓として、日本共産党の笠井亮衆院議員、前知事候補で宜野湾市の伊波洋一前市長、宜野湾市の米須清栄副市長(代読)があいさつしました。


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