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2011年11月20日(日)

復興の願い響け

うたごえ祭典 “連帯の歌”合唱

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(写真)2011年日本のうたごえ祭典inちばの大音楽会で原発なくせ、TPP阻止などの要求をかかげて歌う出演者=19日、千葉市ポートアリーナ

 2011年日本のうたごえ祭典inちばは2日目の19日、千葉市にある千葉ポートアリーナで大音楽会「あなたとうたおう〜生命(いのち)・平和・生きる」が開かれ、5500人が参加しました。

 最初に東北の美しい四季を描いた「ふるさとの山影」を900人が合唱。東北からの参加者250人が復興への願いこめた歌声を響かせ、司会が「大震災の復興に立ち上がる人々と心を結び、音楽が希望と勇気につながるように」と語ると大きな拍手が送られました。

 TPP参加の抗議の歌や原発ゼロを訴える「ふるさとを汚したのは誰」が演奏され、千葉の自然を守ろうと三番瀬の干潟をテーマにしたステージも繰り広げられました。

 作曲家・池辺晋一郎さん指揮の混声合唱曲「グレート・ジャーニー」(3部作)は、1000人が合唱し、人間の壮大な歴史を歌い上げ、苦難を乗り越え歩み続けようとのメッセージを伝えました。

 最後の演奏は、生きることの尊さと、たたかう人々への連帯を歌った「人間の歌」。韓国の合唱団とともに1200人が舞台で歌い始めると客席の至るところから歌声が沸き起こり、“♪私はうたう希望の歌 共にうたおう人間の歌”の大合唱が会場を包みました。


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