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2011年11月20日(日)

いのち守る社会 今こそ

新日本婦人の会大会始まる

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(写真)横断幕を掲げ原発ゼロを訴える参加者たち=19日、東京都内

 来年創立50年をむかえる新日本婦人の会(新婦人)の第25回全国大会が19日、2日間の日程で東京都内で始まりました。東日本大震災と原発事故・放射能汚染をきっかけに、「価値観がかわった」「何か力になりたい」と若い母親をはじめ多くの女性たちが連帯や絆を広げ、新婦人の活動と響き合っていると活動交流。いのちを守る社会への転換をめざし、新たに若い仲間をひろげて仲間づくりを発展させようと討論しました。

 あいさつをした高田公子会長は、「大震災復興とともに、核も基地も原発もない緑豊かな青い地球を子どもたちに手渡しましょう」とよびかけました。

 大会議案の説明に立った米山淳子事務局長は、震災復興、原発ゼロ、いのち守る社会をいまこそつくろうと呼びかけました。創立50年へ向け、憲法とジェンダーの視点で運動と仲間づくりを大きくひろげる活動方向を提起しました。

 討論では、福島、岩手、宮城の被災3県の代表が、被災8カ月後の現状などを報告。福島の代表は、子どもを守るために、迅速な除染や健康診断、避難のための財政支援を求めて運動していると発言しました。また、関東の県からは、放射能から子どもを守ろうと開催した学習会に多くの若い母親が参加している経験が相次いで報告されました。

 原発ゼロに向けたとりくみや環太平洋連携協定(TPP)交渉参加反対の共同など、多彩なテーマでの発言が続き、そのたびに会場から共感の拍手が起こりました。


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(写真)来賓あいさつをする広井副委員長=19日、東京都内

女性の思い 社会変える

新婦人大会 広井党副委員長あいさつ

 東京都内で19日に始まった新日本婦人の会(新婦人)第25回全国大会では、来賓として、日本共産党の広井暢子副委員長、農民運動全国連合会の白石淳一会長、日本婦人団体連合会の堀江ゆり会長があいさつしました。

 広井氏は、女性たちの悩みや苦しみの解決に仲間として心を寄せる友愛と絆という新婦人の魅力に触れつつ、「要求によりそって学びあい行動し実現させていく、新しい日本社会をめざす新婦人の前進は、社会の進歩的前進の大きな力」と激励しました。

 また、政権交代から2年、民主党政権は、環太平洋連携協定(TPP)交渉参加や消費税増税など、アメリカ・財界の「ご用聞き」内閣になっていると指摘しました。震災と原発事故を体験した国民・女性たちの意識動向の変化と、「二大政党づくり」のゆきづまりのもとで、「政治の何が真実か、どうしたら政治は変わるか。広がる女性たちの思いは、原発ノーでもTPP交渉参加反対でも大阪・橋下独裁ストップの運動でも、新たな共同をひろげている」と強調。「アメリカや財界いいなりの政治の古い枠をとりのぞき、新しい政治をつくろう。そこにこそ、女性たちにとっての未来があります。日本共産党はみなさんと強く深く共同し、がんばっていく決意です」と結びました。


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