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2011年11月16日(水)

あすからASEAN首脳会議

共通外交政策を展望

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 【ヌサドゥア(インドネシア)=面川誠】第19回東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議が17〜19日、当地で開かれます。17日のASEAN首脳会議で2022年の共通外交政策づくりに向けた基礎固めを目指す「バリ宣言」を採択する予定。米国とロシアが初めて参加する19日の第6回東アジア首脳会議(EAS)は、政治・安保分野の協力に重点を置いた「互恵関係原則の宣言」を採択します。


「特定の国を敵としない」

 ASEANは15日、首脳会議を準備する外相会議を開催。4月の首脳会議で合意した域内の紛争防止を目指す「平和・和解機関」の具体化策などを協議しました。

 14年のミャンマー議長国を承認するかどうかは、「積極的な雰囲気」で検討されましたが、決定は17日の首脳会議に委ねられました。

 中国も参加するEASは、南シナ海紛争が焦点の一つになる見通し。アジアへの関与強化を明言している米国と、海洋権益の拡大を図る中国の対立について、インドネシア外務省当局者は「東アジアで特定の国を敵、味方としない『躍動的な調和』を実現するのがASEANの立場だ」と述べました。


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