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2011年11月13日(日)

日米共同演習が大幅増

昨年度 のべ759日 過去最高

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 2010年度に自衛隊と米軍が実施した共同演習(日米が参加した多国間共同訓練含む)が、少なくとも53回、のべ759日間に達することが、防衛省への本紙の情報公開請求で明らかになりました。09年度は51回、のべ587日間。日数では08年度の619日を大きく上回って過去最高になりました。

 なかでも、海上自衛隊の共同演習が30回、のべ472日間と09年度の22回、のべ289日間と比べても大幅に増えています。これは米国派遣訓練や米軍を中心とした多国間共同訓練の増加によるものです。特に米国派遣訓練は、09年度はのべ178日間でしたが、10年度は262日間と84日間も増えています。

 日米にオーストラリアを加えた日米豪3カ国の演習や、東南アジアでの多国間演習の増加も目立っています。

 米領グアムでの空自と米軍の共同演習も大幅に増えています。11年1月から3月に行われた「コープノース・グアム」は48日間で、昨年度比で12日間増えました。10月25日の日米防衛首脳会談で、一川保夫防衛相とパネッタ米国防長官はグアムなどでの日米共同演習を拡大することで一致。今後、グアムの日米共同基地化が進む可能性があります。


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