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2011年11月12日(土)

再稼働中止、原発いらぬ

人間の鎖、経産省を包囲

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 原発の再稼働の中止と、すべての原発の停止、原発のない日本を求めて、雨の中1000人以上の市民が11日夜、東京・霞が関の経済産業省を人間の鎖で囲みました。呼びかけは「11・11―12・11再稼働反対!全国アクション」実行委員会。

 夜7時すぎに参加者らが手をつなぎ、キャンドルを掲げて「原発いらない、再稼働やめろ」と経産省に向けて声を上げました。

 3月の東京電力福島第1原発事故以来、原発反対の発言を続けている俳優の山本太郎さんは「僕たちは意思表示し続けなければいけない。これからもつながって声を上げ続けましょう」と訴えました。

 国会から駆け付けつた日本共産党の笠井亮衆院議員は、野田佳彦首相が「再稼働の前提は事故原因の究明」とのべたにもかかわらず、原因は究明されておらず、電力会社の「やらせメール」問題もあいまいにされようとしていると批判。原発大国・フランスでの原発反対の世論の高まりにふれ、「世界の流れは変わっています。ご一緒に原発ゼロ・ジャパンをつくりましょう」と呼びかけました。

 アイドルグループの制服向上委員会が、「原発さえなければ」などを熱唱。同「会長」の橋本美香さんが「今ここで原発を止めなければ、私たちと子どもたちの未来が壊されてしまいます。歌を歌って多くの人と一緒に考えていきたい」と語りました。


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