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2022年2月2日(水)

電車内の痴漢対策を

京都市・京阪に たけやま氏ら要請

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(写真)京都市に痴漢対策を申し入れる、たけやま氏(左から2人目)ら=1日、京都市右京区

 日本共産党京都府委員会の、たけやまさいこ(彩子)ジェンダー平等・人権委員会事務局長(参院京都選挙区予定候補)と、党京都府議団・京都市議団は1日、京都市と京阪電鉄に対し、受験シーズンをはじめとする電車内の痴漢・盗撮加害を起こさせないための対策強化を求めて申し入れました。

 地下鉄・市バスを運行する京都市交通局(右京区)には、たけやま氏、島田敬子府議、山本陽子、森田由美子両京都市議、倉林明子参院議員秘書が参加。たけやま氏らは、受験期にSNSで痴漢行為をあおる投稿がされていることに触れ、「被害にあっても怖くて声を上げられない女性や、一生、心の傷を負う女性もいる。重い性被害であり、本格的な対策に取り組んでほしい。泣き寝入りしていた女性も声を上げ始めている」と強調。日本共産党の、こむら潤参院兵庫選挙区予定候補らが要請し、阪神電鉄が「痴漢」の文言を入れた防止アナウンスを実施したことも紹介し「重大な犯罪行為だとしっかりアナウンスしてほしい」「痴漢対策に『車内通報装置』が使えることも放送してほしい」と述べました。加害が発生しやすい午前7時から同9時までの特段の対策、実態調査なども求めました。

 市の担当者は、共通テストの日に制服警官が警戒に当たったことや、電車内の傷害事件を受けた警備の強化などに触れ「アナウンスに痴漢・盗撮の言葉は使っていないが、文言は警察とも調整しながら検討していきたい」と応じました。


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