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2021年12月27日(月)

年の瀬 各地で食料支援

大津 “困っている人励まそう”

 生活に困っている人たちを励ます、食料支援などの取り組みが各地で取り組まれました。


 大津市のNPO法人「大津夜まわりの会」(永芳明理事長、弁護士)は26日、生活に困っている人たちを励ます越冬支援のつどいを市内の膳所(ぜぜ)診療所駐車場で開きました。参加者に、もちやカップめん、マスクなどの入った“お楽しみ袋”やコメ、紅白まんじゅうなどが手渡され、豚汁が振る舞われました。今年で21回目。

 永芳理事長は、コロナ禍で苦しむ国民への支援について「子育て世帯には10万円相当の給付をするということですが、困っているのは子育て世帯だけではない」と述べました。

 初めて参加したという男性(60)は「フルタイムのパートとして食品会社の工場で5年間働いていましたが、今年8月、工場の移転で退職を余儀なくされました。就職活動をしていますが、仕事がまだ見つかりません。生活保護を申請しています」と話しました。

 年金が月5万円ほどだという1人暮らしの男性(83)は「こういう支援はありがたい」と話しました。


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