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2021年11月27日(土)

赤潮・原油高 対策早く

北海道 共産党が政府交渉

いわぶち・紙・松橋氏ら参加

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(写真)農水省の担当者に要望書を手渡す松橋(左から3人目)、いわぶち(その左)各氏ら=26日、東京・参院議員会館

 甚大な被害が出た赤潮や原油高騰の対策を直ちにと、日本共産党の、いわぶち友、紙智子両参院議員と松橋ちはる党北海道委員会国政相談室長(参院道選挙区予定候補)は26日、政府交渉を行いました。

 7省に41項目を要請。80億円を超える漁業被害となった赤潮問題で、農水省に被害算定や調査、支援の対象拡大を求めました。

 松橋氏は、北海道浦河町で聞いた「もう生活も後継者への引き継ぎもできない」との切迫した現場の声を伝え、「漁業者は原油高騰に赤潮にと“二重苦”です。国の責任で原因究明と早急な対策が必要です」と訴えました。

 農水省担当者は「現場の声を反映し、国として何ができるか、道と一緒にしっかり検討する」と応じました。

 原油高騰について、いわぶち氏は「重機や搾乳など年間何万トンと燃油を使用する酪農家もあります。コロナ禍と重なる中、過去の経験にとらわれず対策をすることが必要です」と強調。燃油代の補填(ほてん)や、漁業者の休業減収への補填を強く求めました。

 経済産業省に、中小事業者向けの資金供給や公共料金減免の実施などを要請。防衛省には、オスプレイ4機が飛来するとされる日米共同訓練の中止を申し入れました。

 畠山和也元衆院議員と真下紀子党道議団長らが同行しました。


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