2014年8月23日(土)
沖縄知事選 保革超え団結
那覇市議OB有志 翁長那覇市長へ出馬要請
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超党派でつくる那覇市議OB有志会の14人は22日、那覇市内のホテルで翁長雄志(おなが・たけし)那覇市長に対し、10月30日告示(11月16日投票)の沖縄県知事選への出馬を要請しました。
友利玄雄会長が要請文を読み上げ、米軍普天間基地(宜野湾市)の「閉鎖・撤去」「県内移設断念」要求を「オール沖縄」の県民総意としてまとめ上げた「建白書」の趣旨に賛同すると強調。その上で、「建白書」行動の先頭に立ってきた翁長氏の政治姿勢について「県民の声を聞き分けて余人をもって替えがたい」とのべました。
翁長氏は「基地を挟み、保守・革新で割れていたのを一つにまとめ、『建白書』の内容でやっていきたいと思っていた。保革を問わず、先輩たちがこうして頑張れと言ってくれ、沖縄の歴史の新しい1ページをつくれるという感じがしている。一生懸命、頑張っていきたい」と応じました。
現職当時、自民党所属で市議会議長を務めた亀島賢優氏は「選挙のたびに辺野古移設はダメと言ってきた。いま立ち上がらないとわれわれがウソつきになる。一致団結して頑張ろう」と呼びかけました。
当真嗣州・日本共産党元市議団長は「党派を超えて団結など思ってもみなかったが、保守のみなさんから一緒にやろうと話をもらって心強く、うれしく思った。必ず勝利し、沖縄は一つだと意気高く示そう」と訴えました。