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2013年6月5日(水)

オスプレイ “受け入れ”撤回要求

共産党大阪府議団 府知事に

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(写真)植田副知事(左)に申し入れる党府議団ら=4日、大阪府庁

 松井一郎大阪府知事が米軍新型輸送機オスプレイの訓練を大阪で受け入れる意向を6日の菅義偉官房長官に表明する問題で、日本共産党大阪府議団は4日、松井知事に対し、受け入れをただちに撤回せよと要請書を提出しました。植田浩副知事が応対しました。

 松井知事は、普天間基地の名護市辺野古への移設推進も、菅官房長官に申し入れると言われています。

 宮原威党府議団長は「誰も承知していないのに使ってくれていいなど、府内の市町村は知事の所有物ではない。訪米中にアメリカにも言うなら知事として辞職に値する性質のものだ」と批判。「地元を無視して発言するのは、あまりにも地方自治体の長として不見識」と指摘しました。

 植田氏は「知事に伝える」と答えました。

 要請文は、オスプレイの危険性や沖縄県での騒音被害の実態を示し、松井知事が候補地にあげている八尾空港の周辺は人口密集地で八尾市長も受け入れに反対していると指摘。松井知事の意向表明は「米軍基地の負担の恒久化や大阪への拡大につながる」とし、オスプレイと在日米軍基地の全面撤去こそ求めるべきだとしています。

 申し入れには、小松久、小谷三鈴両元府議が同席しました。


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