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2012年4月23日(月)

原発ゼロへ 各地で

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渋谷でアースデイパレード

 「新しい未来は自分たちの手で」をテーマにパレードが22日、東京都渋谷区で行われました。参加者は思い思いのメッセージボードを手に、ドラムやレゲエの音楽を奏でながら「原発止めろ。子どもを守れ」と表参道を歩いて道行く人たちにアピールしました。主催はアースデイ東京2012実行委員会。

 0歳の子どもを連れて参加した男性(35)=東京都台東区=は「安全が一番ですよね。多くは望みません。人間の手に負えないものはあるべきではない。僕的には再稼働は、なし」ときっぱりいいます。

 千葉県市原市の男性(36)は初めて参加。「原発はもう無くして当然だと思います。これまで『安全だ』とごまかされてきただけだから」と話します。「電気が足りなければ、自分たちの生活を足元から見直していけばいいのではと思います。日々、自分が楽しいとか幸せに思える生活が環境問題につながっていけばいいなと、自分にできることからしていきたいです」


親子連れで「未来守る」 東京

 「放射能から子どもを守りたいパパママの会」は22日、「パパママぼくの脱原発ウオークin武蔵野・三鷹」をおこない、子どもづれの家族など400人が井の頭公園(東京都武蔵野市、三鷹市)西園から、JR吉祥寺駅周辺を「大飯原発の再稼働反対!」などとアピールしました。昨年11月6日につづき2回目です。

 ウオークに先立つ集会で「パパママの会」の代表の紫野明日香さんは「野田さん(首相)は大飯原発を再稼働しようとしていますが、私たちは再稼働に反対です。54基全部の廃炉を求め、子どもたちの未来を守りたい」と訴えました。

 ウオークでは黄色の風船をもち、子どもたちも「お魚食べたい」「外で遊びたい」とマイクを握りました。

 スタッフとして参加する女性(31)=武蔵野市=は「まだ事故が起こるかもしれないときに再稼働という判断は早すぎます。原発は本当に必要なのか一人一人が考えてほしい」と話しました。

 2人の子どもを育てる女性(31)=練馬区=は「原発は負の遺産でしかないと気付いたのなら今からでも遅くないと思う。複雑な問題で考えがまとまらず、まず行動してみて自分がどう感じるのか知りたくて来ました」と、ツイッターをみてデモに初めて参加しました。

 日本共産党のやなぎ孝義衆院18区予定候補、坂内淳同22区予定候補、吉良よし子参院東京選挙区予定候補も参加しました。


学生ら「何かしたい」 京都

 大飯原発(福井県)の再稼働に進む政府に抗議の意志を示そうと、学生らを中心にした「原発ゼロアクションinKYOTO」が22日、「大飯原発ぜったい動かすなデモ」を呼びかけ、100人余が雨をついて京都市内を行進しました。

 8日に次ぐ2回目の行動。ツイッターを見て府北部から電車や車でかけつけた人、子どもをバギーに乗せて歩く母親、タヌキにふんしてアピールする人の姿がありました。

 参加者はこれ以上、原発に依存する暮らしはよくないとアピールし、楽器を鳴らしながら軽快なシュプレヒコールを響かせました。

 舞鶴市の男性(42)は「国民を無視して再稼働をごり押しする政府の態度には黙っとれん。声をあげんとあかん」と参加。社会福祉学科の女子学生(4回生)=京都市=は「子どもへの放射能汚染が心配。原発をなくすために何かしたくて」とデモに初参加しました。

 福井県出身の男子学生は、地元で原発に従事する労働者が生活に困窮する実態を紹介し、変えていくために声を上げようと決断した思いを語りました。

 市民団体の「京都・水と緑をまもる連絡会」「脱原発を京都から!勝手連」なども共催しました。


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