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平昌だよりアリアリ.JPG

ノルディック複合男子ラージヒルの会場で「アリアリー」と声をかけながら観客を出迎えるボランティアたち=20日、韓国・平昌(勝又秀人撮影)

◎平昌だより アリアリ ジャパンって?

 朝鮮民謡アリランを聞いたことのある人は多いでしょう。
 アリランは地域によって特有の旋律や歌詞があります。なかでもアルペンスキーの会場となっている旌善(チョンソン)郡のアリランは長い歴史と特色があり、「♪アリアリラン スリスリラン」という歌詞と独特の旋律は、一度聞いたら、つい口ずさんでしまいます。
 「アリアリ」は本来、「道を進む」といった意味が含まれているそうです。今大会で組織委員会は「アリアリ」に「頑張れ」の意味をこめて使っています。競技会場ではボランティアが「アリアリ ジャパン!」(頑張れ、日本!)と言って盛り上げてくれます。
 そもそも韓国語には「頑張れ」にふさわしい言葉はなく、英語「たたかう」の動詞「ファイト(Fight)」の名詞形「ファイティン(Fighting)」を使います。
 日本語の分かる韓国の友人に尋ねると、「初めて聞いた。韓国人でもほとんどの人が知らないと思うよ」との答え。定着するには時間が短かったでしょうか。(江陵で栗原千鶴)

平昌発鼓動 重ねた努力 国境超えた熱意/女子追い抜き 金
羽生 連覇の舞/自己高め66年ぶり偉業/宇野「銀」 フィギュア
平昌五輪が開幕/92カ国・地域参加
平昌五輪 志位委員長ら開会式に出席


◎「フェアプレーの風」

 さまざまなスポーツの中で生まれるフェアな振る舞いや光景にスポットを当て、その値打ちを伝えます。

◎平昌冬季五輪

  2月9日から韓国の平昌(ピョンチャン)で冬季五輪が開幕します。新年からは活躍が期待される日本選手を紹介します。また、本番では現地に記者を派遣して臨場感あふれるリポートをお届けします。

◎サッカー

 6月に開幕するワールドカップ(W杯)ロシア大会の組み合わせが決まりました。代表候補のプレーや対戦相手の特徴、開催地の動きなどに注目していきます。

 Jリーグは新シーズンを迎えます。新体制のチームづくりや、新加入選手の動向を追います。

◎野球

 大谷投手が大リーグのエンゼルスに入団しました。ダルビッシュ投手、イチロー外野手らの移籍先など日本人選手らの開幕に向けた準備をお伝えします。

 プロ野球は2月のキャンプインに向けて動き始めたチームや選手の姿を報道します。

◎東京五輪・パラリンピック

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は、開催経費が1兆3500億円になると発表しました。国際オリンピック委員会(IOC)調整員会のコーツ委員長は、10億ドル(約1100億円)の圧縮を求めており、今後はその経費の積算根拠や、どれだけ削減できるのかなど―が焦点になっていきます。持続可能な五輪開催を目指して国際オリンピック委員会(IOC)が採択した提言「アジェンダ2020」に沿って、都民負担を抑えつつ、競技者にベストな環境はどうあるべきかを提案していきます。

◎不正腐敗

 組織的なドーピングを認定されたロシアは、国として平昌五輪に出場できなくなりました。国ぐるみの違反にIOCや国際競技団体がどうたたかい、ドーピングを根絶につなげていくかが大きな課題となっています。薬物汚染の実態解明とともに東京五輪に向けた反ドーピングの課題を考えていきます。

◎戦争用語を使わない

 「敵」や「主砲」といった戦争用語を使わない「しんぶん赤旗」のスポーツ報道が注目されています。友情をはぐくみ、平和な社会をつくることに貢献するスポーツは、戦争とは相いれないと考えるからです。相手を尊重し、お互いに成長する―そんな視点からスポーツの面白さを伝えていきます。

◎体罰・暴力・差別一掃

 大相撲の元横綱日馬富士が貴ノ岩関を殴ってケガを負わせ、引退に追い込まれました。トップ競技から学校の部活動に至るまで、指導者による暴力と体罰が問題になっています。スポーツ界から暴力や差別を一掃するたたかいと努力を伝えます。同時に、スポーツ団体の自治能力も問われています。「選手を主役」にしたスポーツの民主的発展をはかるためのキャンペーンを強めます。
◎多彩なコラム

◎多彩なコラム

 金曜日掲載の「スポーツサイト」の執筆者は、大住良之さん(サッカー・ジャーナリスト)に、新日本スポーツ連盟の和食昭夫会長、日本勤労者山岳連盟の浦添嘉徳理事長が幅広いテーマでスポーツ界の話題を提供します。

 平日の小コラム「ホイッスル」、時々のニュースにあわせた「鼓動」など、スポーツ面は多彩なコラムが特徴です。フェアプレーを何よりも大事にして、スポーツの民主的な発展をめざす視点は、一般紙にないものです。しんぶん赤旗ならではの切り口をお楽しみに!
 


◎鼓動/大相撲/「暴力やむなし」の考え克服を

 危機管理委員会の高野利雄委員長は事件の背景として「口で言ってもわからないものには、殴ってでもわからせないとという体質」が根強く残っていることを指摘し、いかなる理由があっても暴力は容認されるものではないと厳しく批判しました。
 とりわけ日馬富士関に対しては、角界の頂点にあった横綱の暴力が相撲に対する信頼を大きく失墜させたと述べました。
 さらに、同席しながら日馬富士関の暴力を止めなかった横綱白鵬、同鶴竜に触れ、「相撲界の第一人者である白鵬がいながら止めることができなかったその責任は軽いものではない」と、横綱の責任に触れたのは当然です。
 当然のことながら危機管理委員会の報告は事実関係を踏まえた厳しい内容でした。
 とりわけ高野委員長が触れた「強くなるためには暴力もやむなしのような土台がある」という指摘です。高野氏は、こうした傾向がとりわけベテラン力士の間に根強いことを取り上げました。放置すれば、そうした考えが親方などを通じて脈々と受け継がれていくことになります。
 こうした考えを打ち破っていくためには、暴力に頼らない科学的な指導方法を本腰を入れて学び、取り入れていく以外にありません。
 危機管理委員会は報告書のなかで、今後外部の専門家からなるプロジェクトチームを発足させて再発防止策を議論していくことを提言しました。こうした案を積極的に検討し、どう具体化していくかは協会の任務です。
 この際、執行部内の意見の違いは脇に置いて、相撲界から暴力を根絶するにはどうすればいいか、その一点で協同し、努力することができるかどうか。相撲協会の真価が問われます。
 (金子義夫)
(12月21日付)

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