地方

木曜日付の「地方・総合」のページでは、各地の話題を「地域発」でとりあげています。

7日付 クローズアップ 格差おかしい バス労働者スト 拘束83時間・実労働39時間も長いのに賃金同じ 高知・県交北部交通 (記事はこちら

ストライキ.JPGストライキを決行し街頭で訴えた後、「がんばろう」を唱和する組合員と支援者= 11 月 27 日、高知市

14日付 クローズアップ 「ピースおおさか」情報公開訴訟 「知る権利」再確認 府市は条例違反 大前治弁護士が寄稿

21日付 クローズアップ 愛知 学費と奨学金考える会 2人の学生から始まった コツコツ5年 改善へ結実

 このほか、火曜日付~日曜日付の5つの地方版でも各地の話題とニュースを報じています。その主な記事を紹介します。

【北海道・東北のページ(東日本総局)】

*(3日付)クローズアップ 建設「自粛」へ一歩前進 仙台・宮城野 石炭火発計画 市民運動 行政動かす (紙面を見る

*(12日付)安倍暴走から福島農業守る 県農民連が定期総会 原発事故後切り捨て許さぬ 金子、増子、岩渕各議員あいさつ

*(22日付)これぞ戦争法具体化 陸上イージス配備候補の秋田 「絶対認めぬ」声高まる 駅前で県民集会

【首都圏のページ】

*(13日付)クローズアップ 山梨県民の財産 民間企業に格安貸し付け 貸付料 自衛隊の半額 共産党・小越県議が追及 (紙面を見る

*(17日付)トークとーく 「陽気ぐらし」実現したい 3000万署名に取り組む 天理教信者 渡邉喜代志さん

*(19日付)クローズアップ 横浜市の教員 459人月平均過労死ライン 古谷市議の資料請求で判明 多忙化解消・賃金問題の是正を求める

【東海・北陸信越のページ】

*(3日付)新潟 市民と野党一緒に頑張った 選挙って面白い 「市民連合@新潟」共同代表・弁護士 水内基成さんに聞く

*(6日付)脚本は手づくり 市民が演ずる コントで憲法学んだ 静岡・富士市 (記事はこちら

コントで憲法.JPG              憲法について話し合う孫と祖母のコント=3日、富士市

*(9日付)クローズアップ 長崎で被爆した坂牧幸子さん 父の思いに応え きょうも街頭に ヒバクシャ署名集め政府動かしたい

【近畿のページ】

*(15日付)共同広げ 安倍改憲阻む 九条の会・おおさかが講演会 渡辺治氏迎え400人集う

*(17日付)共産党ってこんな党 各地でトーク集会 (紙面を見る

*(24日付)市民・野党 共闘一歩一歩 京都でシンポ

【西日本(中国・四国・九州・沖縄)のページ】

*(2日付)西日本リポート 高知 戦争遺跡 売却にまった 旧陸軍44連隊の弾薬庫・講堂 市民が運動〝侵略の戒めに〟

*(12日付)ストップ!伊方原発 全国から廃炉訴え 高松集会 四電本店前をデモ行進(記事はこちら

原発集会.JPG四電前で「瀬戸内のふるさと守れ」「福島連帯」とコールする参加者=10日、高松市

*(26日付)沖縄・名護市長選 辺野古新基地反対貫く 稲嶺氏の勝利必ず 県内党議員ら宣伝・対話に総力
 


地方取材網

「しんぶん赤旗」の地方取材網は、北海道(札幌)、東北(仙台)、首都圏(東京)、東海・北陸信越(名古屋)、北陸信越(長野)、関西(大阪)、中国・四国(広島)、西部(福岡)の8カ所に総局・支局があり、各都道府県に専任の通信員を配置、地方議員(団)・党員の皆さんから通信が寄せられます。
「しんぶん赤旗」地方総局の住所・連絡先はこちら


◎クローズアップ/拘束83時間・実労働39時間も長いのに賃金同じ/高知・県交北部交通/格差おかしい バス労働者スト/〝安全運行のためにも〟

 高知市などで路線バスを運行する県交北部交通で、二つある営業所をそれぞれ拠点とする運転手の労働条件に不合理な格差があり、問題になっています。改善しようとしない会社側の不誠実な対応に対し、運転手5人でつくる自交総連北部ユニオンが9日から無期限のストライキを構え、格差是正を求めています。(高知県・浦準一)

9日から再び

 同社は高知市、南国市、いの町から補助金を受け、川口営業所(高知市、運転手11人)と柳瀬営業所(いの町、同11人)を拠点として、路線バスを運行しています。
 同ユニオンの調査によると、柳瀬営業所の方が拘束時間(1カ月)は83時間長く、実労働時間(同)も39時間長い。運行距離(同)は1841㌔㍍長くなっています。さらに、残業代が固定給のため、労働時間や運行距離に大きな差があるにもかかわらず、賃金は同じです。

2週間分も多く

 自交総連高知地方連合会の樫原正彦委員長(71)はこう訴えます。「柳瀬営業所の労働者の方が、月に2週間分多く運転していることになります。バスの運転手の仕事は乗客の安全に配慮し、時間通りの運行など大変に神経を使います。長時間労働で走行距離が長いことは労働者に大変な負荷がかかり、安心・安全な運行の面からも問題です」
 同ユニオンは2年前の結成以来、格差の是正を訴えてきました。
 今年10月に鏡営業所が廃止されて現在の2営業所になると、労働時間の格差はいっそう広がりました。
 柳瀬営業所に配属されている組合員の山崎裕之さん(52)は、「朝6時台に出勤し、退社が夜7時から8時になるときなどはかなりしんどい。ものすごく狭い道を走りますし、お客さんにも気を使います。労働時間を少しでも短くしてもらいたい」と言います。

是正を拒む会社

 同ユニオンは具体的に、川口営業所の運転手一人を柳瀬営業所に移すなどすれば、労働時間の格差を是正できると提案。しかし会社は拒み、是正しようとしていません。
 このため、同ユニオンは11月末に初の48時間ストライキを決行しました。県労連の支援を受け、県庁前の宣伝では出勤する労働者らにアピール。比江森清委員長(60)は「労働条件の格差を解消して、安心、安全にバスを運行することがストライキの目的です」などと訴えました。バス路線の沿線住民にビラも配布し、支援を呼びかけました。
 しかし、会社との交渉で戸田政克社長はゼロ回答に終始。これに対し、同ユニオンは9日から無期限のストライキを構えています。
 比江森委員長は「会社が公平、平等な労働条件に向けて格差を是正するという要求に耳を傾けないのはおかしい。粘り強く要求し続けます」と話しています。
(12月7日付)


◎コントで憲法学んだ/脚本は手づくり、市民が演ずる/参加者〝家族・友人と話し合いたい〟/静岡・富士市

 静岡県富士市で3日、コント劇を通じて憲法を学びあう「憲法ひろば コントdeけんぽう」が行われ、204人が参加しました。主催は「憲法を考える富士の会」。憲法を学び、生かし、伝えることを目的として設立された市民団体です。

 会代表の小長谷保弁護士があいさつし、「集団的自衛権が行使できる安保法制=戦争法をそのままにして憲法9条への自衛隊加憲をすることは絶対に認めません。政府が法律と同じ効力をもつ政令をつくり、ヒトラーのような独裁を生みだす恐れがある緊急事態条項創設は許してはいけません」と述べました。
 コントの脚本を担当したのは、静岡市在住の馬場利子さん。自民党改憲草案の危険性を訴える冊子を発行し、100回をこえる憲法出前講座を行っています。出演者は素人の市民。猛特訓して台本を片手に演じました。
 コント劇は3部構成で、1幕ごとに馬場さんが解説します。
 リビングで祖母と孫の会話では、「日本国憲法は米国におしつけられた憲法」と言っている人がいたが本当かと質問する場面があり、祖母が、静岡大学で教べんをとった鈴木安蔵氏らが憲法草案要綱で憲法9条を提案したと教えていました。高校生に扮(ふん)した3人の会話では、北朝鮮の攻撃に備えるために9条改憲が必要かと話し合いになり、現在の憲法と法律でも自衛隊が防衛をすることは可能だと議論しあいました。
 馬場さんは、「憲法は権力者を縛るものです。改憲するためには必ず主権者国民による国民投票が行われます。日本国憲法は基本的人権の尊重、国民主権、平和主義により、一人ひとりが大切にされています。全ての国民が憲法について率直に議論しあうことが大切ではないでしょうか」と訴えました。
 友人に誘われて参加した50代の女性は「こういう場は普段こないので勉強になった。家族や友人と憲法について話し合う場をもつことが大事だと思った。若い人たちも参加できるような国民的な議論にしていかなくてはいけないですね」と話していました。
(12月6日 東海・北陸信越のページ)


◎ストップ!伊方原発/全国から廃炉訴え/四電本店前をデモ行進/高松集会

 STOP!伊方原発高松集会が10日、高松市のJR高松駅前広場で開かれ、四国4県などから約500人が参加し、定期点検で10月から運転停止中の伊方原発3号機などの廃炉を訴えました。原発さよなら四国ネットワークなどの主催。

 原発がある福島や福井などから参加した人たちもリレートーク。四国電力本店前の金曜行動を続ける「原発をなくす香川の会」の林俊夫さんは「伊方原発で事故が起きれば、豊かな漁場が死の海になる。原発ゼロのたたかいを進めよう」と強調しました。
 福島県の議員や福島から岡山県に避難している女性(59)らが、「事故を起こす前に原発は止めましょう」「美しい瀬戸内海を見ると、福島を繰り返してはいけない」と訴えました。
 愛媛県の八幡浜・原発から子どもを守る女の会の近藤亨子さんは、「地震などで地滑りすれば避難できなくなるのが佐田岬半島。廃炉にさせます」と力を込めました。
 集会後、商店街や四国電力本店前をデモ行進しました。
 広島県から数人で参加した男性(63)は「(山口県上関町の)上関原発建設に反対し行動しています」。神奈川県の奥野節子さん(72)は「心を一つにして原発を止めないと子どもたちに申し訳ない」と語りました。
(12月12日 西日本のページ)
 

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