地方

木曜日付の「地方・総合」のページでは、各地の話題を「地域発」でとりあげています。

10日付 クローズアップ 長野 飯田・下伊那 民青の請願 給付型奨学金 拡充を 4町村議会が採択

13日付 クローズアップ 埼玉・川越の小学校 学校机の引き出し 無料配布を復活 保護者ら署名運動 市を動かす

24日付 クローズアップ 徳島・飯泉県政 闇のオーケストラ事業 不明朗な支出 文化行政ゆがめる
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記念オケ事業.JPG県民に記念オケ事業について語る(右左ら)上村、達田、山田の3県議=7月28日、徳島県庁


 このほか、火曜日付~日曜日付の5つの地方版でも各地の話題とニュースを報じています。その主な記事を紹介します。

【北海道・東北のページ(東日本総局)】

*(19日付)欠陥機 飛ばすな オスプレイ演習参加に抗議 北海道 岩手

*(22日付)クローズアップ 北海道奥尻町 めざせ電力自給 新たな雇用も 震災24年 地熱発電に挑む
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*(27日付)核なき世界へ 原水爆禁止世界大会に参加 平和な未来 息子に 岡から初参加 三田村亜美子さん(34)

【首都圏のページ】

*(2日付)トーク・とーく 弱者の声届ける共産党 東京都調布市 木下安子さん 井樋さんに感銘 都議選で応援

*(26日付)原発止めて暮らし第一に 茨城知事選あす投票 まこみ応援団燃ゆ 鶴田さん勝利へ熱気の街頭演説

*(29日付)築地再整備 都民の願い 豊洲にカビ発生 液状化告 都庁前 移転中止訴え署名行動
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築地移転.JPG

築地市場の移転中止署名に応じる人と宣伝の参加者ら=8月28日、東京都庁

 

【東海・北陸信越のページ】

*(4日付)住宅リフォーム助成検討へ 新潟 新商連と懇談 米山知事が表明

*(8日付)ヒバクシャ国際署名広げよう 目標3000 集落ごとに訪問 有権者の過半数めざす 長野・伊那の西箕輪地域
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ヒバクシャ国際署名.JPG

猛暑の中、ひさしの下で訪問前の打ち合わせ=7月17日、長野県伊那市


*(23日付)クローズアップ 図書館どうなる 名古屋の「再編構想」民営化拡大に不安 「蔵書減る」 市民の声もっと聞いて

【近畿のページ】

*(4日付)竹山氏3選で自治都市前進を 堺市長選「市民共同センター」開設

*(9日付)京都市美術館 取り外し強行 大型彫刻壊すな 市民団体・美術関係者ら抗議

*(20日付)クローズアップ 生活保護利用者に顔写真付きカード 大阪市浪速区など4区 「人権問題」批判の声
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【西日本(中国・四国・九州・沖縄)のページ】

*(5日付)西日本リポート 夜の市街地F35飛んだ 山口・岩国 米軍機部隊 確認事項ほご 旋回 爆音 「怖い」「眠れぬ」
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岩国米軍.JPG   厳しい表情で市の担当者に申し入れる松田氏(右端)ら=7月14日、岩国市役所


*(19日付)佐賀空港への配備やめよ オスプレイ反対連絡会 知事に要求 〝県民の立場に立って〟

*(30日付)岡山 「加計問題を考える会」来月9日に設立 講演会も 「行政ゆがめられた」
 


地方取材網

「しんぶん赤旗」の地方取材網は、北海道(札幌)、東北(仙台)、首都圏(東京)、東海・北陸信越(名古屋)、北陸信越(長野)、関西(大阪)、中国・四国(広島)、西部(福岡)の8カ所に総局・支局があり、各都道府県に専任の通信員を配置、地方議員(団)・党員の皆さんから通信が寄せられます。
「しんぶん赤旗」地方総局の住所・連絡先はこちら


◎クローズアップ/徳島・飯泉県政、闇のオーケストラ事業/不明瞭な支出/文化行政ゆがめる

 徳島県の飯泉嘉門知事の肝煎りで設立された「とくしま国民文化祭記念管弦楽団(通称・とくしま記念オーケストラ)」。この事業に関わる音楽プロダクション代表取締役の川岸美奈子氏(57)が5月に脱税容疑で東京地検に告発されたのを機に、同事業への多額の県費が不明瞭な使われ方をされていることが明らかになりました。県民から「知事は説明責任を果たし、徹底解明せよ」との声が広がっています。(徳島県 藤原肇)

言い値?高すぎる出演料/議会のチェックない「基金」/さまざまな名目で10億円超

 飯泉知事は、演奏会ごとに東京のプロ演奏者を集めて編成する記念オケを2011年9月に設立しました。この設立に知事と旧知の仲といわれる川岸氏が県の政策参与(11年5月~13年3月)として関わり、演奏家の手配を一手に担ってきました。
 川岸氏の容疑は、16年7月までの3年間で所得1億3000万円を隠し、3000万円を脱税した疑いです。飯泉知事は、この期間に記念オケ事業に支出された県費のうち、音楽プロダクション側に3億6800万円が渡ったことを明らかにしました。しかし、川岸氏個人がいくらの取り分を得たのかの内訳や、なぜ県の音楽事業に深く関与できたのかには口をつぐんだままです。
 数多くの音楽鑑賞例会を手がけた市民コンサート徳島元委員長の門田智明さん(85)は記念オケ事業費について「エキストラを集めたオーケストラの出演料としては、あまりにも高すぎる。川岸氏の言い値ではないか」と指摘し、真相解明を求めています。

知事のプール金

 飯泉知事が、多額の県費を記念オケ事業に流れる仕組みをつくってきたことも問題です。
 記念オケの主な事業費は、知事が会長を務める「文化立県とくしま推進会議」が管理・運営する基金から拠出されています。これまで9億1000万円の補助金が基金につぎ込まれているにもかかわらず、議会のチェックを受けていません。本来、自治体の基金創設に義務付けられている条例がつくられておらず、議案として出されないためです。知事が自由に使える事実上の「プール金」になっています。
 記念オケにはこの基金以外にも、負担金、助成金、委託料などさまざまな名目の県費が支出されています。
 記念オケへの県費を合わせると、初年度の2300万円から16年度には3億1300万円へと大幅に膨らみ、6年間で合計7億2500万円。17年度を含めると10億円を超える見通しです。他の40余の文化事業費の総額が同じ時期の6年間で8000万円だったのに比べると、あまりにも突出しています。文化行政をゆがめてきた知事の責任も問われています。
 「演奏会にお金がかかるのは事実です」と言う「鳴門『第九』を歌う会」理事の山室昭次さん(75)。35年続けているベートーベンの第九交響曲演奏会で資金づくりの苦労が絶えません。「でも、(記念オケに)これだけの税金をかけるのなら、地元の楽団・音楽家に補助してほしい」と語ります。

安倍政権と同じ

 日本共産党県議団は、疑惑の全容解明を求めています。6月の県議会で、上村恭子県議は「知事のご意向や忖度(そんたく)はなかったのか」と本会議で追及。達田良子、山田豊両県議も議会での委員会のたびにこの問題を取り上げ、他会派にも「真相究明を求める決議」を上げようと働きかけてきました。その論戦は地元紙も連日報道し、注目されています。
 上村県議は「うやむやのまま終わらせることは許されません。行政を私物化し、ゆがめているのは安倍政権と同じです。独自調査も進め、真相究明に全力を尽くします」と語ります。
(8月24日付)


◎築地再整備、都民の願い/豊洲にカビ発生/液状化告発/移転中止訴え署名行動/都庁前

 東京都議会臨時会本会議が開かれた28日、築地市場(中央区)の「豊洲(江東区・東京ガス工場跡地)移転中止署名をすすめる会(発起人 中澤誠氏ら3人)」は、都庁前で署名とスタンディング行動をしました。

 行動では、参加者が「食の安全を守れ!」「豊洲移転NO!」などのプラカードを掲げて並び、さまざまな立場の人がリレートークをしました。
 新日本婦人の会東京都本部の佐久間千絵さんは、豊洲の新市場予定地にカビが大量に発生しているとの報道を指摘。「築地市場を再整備することが都民の願いです。小池知事はもう一度思い直してほしい」と語りました。
 東京ガスの豊洲工場で働いていた男性は、工場で石炭や原油からガスを製造する過程で、大量のタールなどが発生し、土地を汚染してきた実態や、土地が液状化し、地下水が常に上がってきたことを告発。「食の安心・安全、都民の健康、世界の築地を守るために頑張りましょう」と訴えました。
 「守ろう!築地市場パレード実行委員会」事務局の平谷恵子さんは軽快なコールを披露。「築地でええじゃないか」「築地をきれいに直してね」「安心・安全の築地市場」とスタンディング行動に立った人たちとともに、都庁に向かって唱和しました。
 通行人や観光客などが立ち止まって注目し、署名をする人の姿もありました。
 通りがかりの車いすの女性(64)は「食の問題は安心・安全でないと困る。知事は無害化の約束を守ってほしい」と語り、署名に応じました。
(8月29日 首都圏のページ)


◎ヒバクシャ国際署名広げよう/目標3000、集落ごとに訪問/有権者の過半数めざす/長野・伊那の西箕輪地域

 「核兵器はあらゆる命を滅ぼします。核廃絶は人間の責任です」―。長野県伊那市の西箕輪(にしみのわ)地域では、「ヒバクシャ国際署名」を推進する会を結成し、訪問行動を繰り広げています。目標は3000人(有権者の過半数)です。

 「核廃絶ヒバクシャ国際署名西箕輪の会」が発足したのは5月14日。呼びかけ人は34人。事務局を8人で構成し、到達状況をニュースで知らせています。
 呼びかけ人の倉田節子さん(事務局次長)は「悲惨な体験は二度と起こしてはいけない。本当に反省し、本気で核兵器を無くさなければ。子や孫のためにも、絶対に。そのためにも、私たちの声を国際社会に届けなければ」と語ります。
 訪問行動は、西箕輪地域内の九つの集落ごとに、訪問日を決めて進めています。
 7月の与地地域訪問には5人が参加しました。
 訪問の際、呼びかけ人34人の氏名を記載したチラシを渡し、協力をよびかけます。
 呼びかけ人欄を見た人からは「なんだ、知っている人ばっかりじゃん」と言われ、署名への「敷居」が低くなります。署名用紙の住所欄には「伊那市西箕輪」まで印刷し、番地だけ記入すればよいように工夫しました。
 訪問先では「核兵器はだめだよね」と署名に応じる女性。「どこかでもう書いたなぁ」という人には、「被爆者の呼びかけで去年の春から始めた署名です。億単位で国連へ届けます」と説明。畑で農作業中の人にも協力してもらい、この日の署名は200人を超えました。留守宅には専用のチラシを用意し、訪問した意図を知らせ、署名のお願い文を添付しました。
 事務局長の荒惠子さん(74)が抱負を語ります。「高齢となった被爆者自身の声から始まった署名で、重みを感じています。核兵器禁止条約に否定的な日本政府の態度を変えるためにも、署名をもっともっと集めたい。町内の方々と直に語り合うことは大事な経験。多くの会員が署名行動に参加できるよう工夫していきます」
(8月8日 東海・北陸信越のページ)


◎西日本リポート/山口・岩国/夜の市街地、F35飛んだ/米軍機部隊、確認事項ほご/旋回、爆音「怖い」「眠れぬ」

 米海兵隊岩国基地がある山口県岩国市で7月10日、1月に同基地に配備されたF35Bステルス戦闘機部隊が市街地上空で飛行訓練しました。午後6時ごろから同10時すぎまで複数の戦闘機が旋回や縦横に飛び、断続的に爆音を響かせました。「工場や市街地上空を飛行しない」とした市などと同基地との確認事項は守られていません。(山口県・横沼惇子)

 空母艦載機部隊61機の移駐計画について、福田良彦市長らが翌11日、国に正式に容認を伝えると報じられていた中での訓練でした。

岩国基地②.JPG米国外では初の配備先となる岩国基地に到着した2機のF35B=1月18日夕、山口県岩国市


苦情殺到

 「旋回していたようで、去ったと思ったらまたすぐ飛んで来るという感じだった」と南岩国地区の米屋三千代さん(41)。眠ろうとしていた5歳の娘は「何の音?」と怖がったといいます。
 尾津地区の吉岡光則さん(71)=県平和委員会会長=は午後9時ごろ、2機が続くようにして上空を左回りする機影を自宅のベランダから目撃しました。「F35Bは低音が体に響く感じで、恐怖感が強い」
 「テレビの音が聞こえない」「眠れない」「低空を飛んでいる」―10日に市に寄せられた苦情は155件(1日の合計、午後6時以降は150件)で、1998年のNLP(夜間離着陸訓練)を除き過去最多となりました。
 基地北側の騒音測定器は、同日午後6時以降に70デシベル以上で5秒以上継続した騒音を21回記録。最高値90・7デシベルは、地下鉄車内の騒音に相当します。
 市街地のほか、基地から約18㌔離れた山間部の周東地区からも苦情が寄せられました。中村義孝さん(70)は「いつもより大きな音だった。午後7時台にテレビを見ていたら、ゴーッという音が2、3回聞こえた。艦載機が来ればもっと大変なことになるんじゃないか」と指摘します。

市に要請

 基地拡大強化に反対する「住民投票を力にする会」の松田一志代表らは同14日、福田市長に対して、米軍へ厳重に抗議し、訓練の具体的な内容を明らかにするよう申し入れました。
 高田昭彦基地政策部長は、市の要請(13日)に対し同基地が「任務上、不可欠な訓練だった」とし、訓練の目的などは明らかにしなかったと答えました。
 松田氏らは「『不可欠な訓練』ということは、市街地上空を飛ぶのは当たり前と言っているわけで、重大なことだ」と指摘。「市民生活への影響に考慮して合意した確認事項を、きちんと守らせることが必要だ」と市の姿勢をただしました。
(8月5日 西日本のページ) 

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