しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

テレビ

【3月のテレビラジオ面】

☆佐藤仁美さん、連続ドラマ初主演で「役に挑む」

☆ドラマ「日本ボロ宿紀行」~高橋和也さんの役者人生

 TBSラジオ.JPG

             TBSラジオ「ACTION」始動(紙面を見る


□佐藤仁美さん、連続ドラマ初主演で「役に挑む」(11日付)

  NHKプレミアム「我が家のヒミツ」で、連続ドラマ初主演というハードルを越えました。1話完結で登場する4家族の妻を一人で演じる難役。「いま求められていることを必死でやる。結果はあとからついてくる」と語る〝開き直り〟の天才です。(記事を読む

□ドラマ「日本ボロ宿紀行」~高橋和也さんの役者人生(18日付)

 テレビ東京系の深夜ドラマ「日本ボロ宿紀行」(3日からBSテレ東で放送)が静かな人気です。主役の〝元一発屋歌手〟を演じるのは高橋和也さん。アイドルグループ「男闘呼組」を経て俳優生活35年の「演じる秘けつ」をじっくり聞きました。(記事を読む

●東日本大震災とラジオ~閉局した「あおぞら」、地域FMとして復活(7日付)

 大震災から8年、宮城県亘理町でコミュニティーFM「あおぞら」が昨年11月に開局しました。臨時災害FMとして誕生し身近な生活情報を届け続けてきましたが、3年前に一度閉局。市民の力で復活をとげたドラマをスタッフたちが語ります。(紙面を見る

●NHK2019年度予算を見る 4K8K拡大、ネット本格進出で(16日付)

 私たちの受信料で成り立つ公共放送・NHKの予算が、何にどれぐらい使われているかご存じですか? 2019年度予算の特徴をわかりやすく解説します。肝心の放送番組の制作費では、4K8K放送やネット事業の〝手厚さ〟が際立って…。(紙面を見る

●TBSラジオ「ACTION」始動、宮藤官九郎さん・武田砂鉄さんら(31日付)

 1日からTBSラジオの新番組「ACTION」が始まりました。日替わりパーソナリティーは、宮藤官九郎さん、尾崎世界観さん、DI松永さん、羽田圭介さん、武田砂鉄さんと超個性的。24年続いた「荒川強啓・デイキャッチ」の後を受け継ぎます。(紙面を見る

●ドラマで活躍・多彩な顔が登場 3月の「休憩室」(毎週日曜日掲載)

 ☆上白石萌音さん(3日) 障害者スポーツのアニメ番組「アニ×パラ」(NHKBS1など)で、主人公の声を演じました。「自分の声を磨きたい」。さらなる飛躍を目指します。

 ☆窪田正孝さん(10日) 来春から始まるNHK朝ドラ「エール」の主人公。福島出身の作曲家・古関裕而(ゆうじ)の半生を演じる心構えは、「福島の皆様にエールを届けたい」。

 ☆柳原可奈子さん(17日) 最近、結婚を発表して幸せいっぱい。テレビ東京系のカラオケ採点番組「THEカラオケ☆バトル」の司会を務め、歌手の「原石」を見つめます。

 ☆有村架純さん(24日) 3月末にNHKで放送された「ひよっこ2」で、愛着ある「みね子」にカムバック。「おとなの女性としてどうなっているのか楽しみ」と続編にも意欲満々。

 ☆村上信五さん(31日) 「紅白の司会」に向けて視界は良好!? 「NHKワールドJAPAN」の新番組「ソングス・オブ・トウキョウ」でも得意の話術がさえわたります。

●好評「試写室」 新ドラマ、話題のドキュメンタリーを紹介

 ジャーナリストや作家、ライター、詩人ら多彩な執筆陣が、新作ドラマやドキュメンタリーなどの話題作を取り上げ、見どころを伝えます。みなさんは今夜、どの番組を選びますか?

●石子順の「映画の窓」

 毎週金曜日付に掲載。評論家・石子順さんが、1週間分の映画(地上波、NHKBSプレミアム)を厳選。その見どころを〝直球解説〟で届けます。

♪♪♪毎週月曜日付は「ゲツトク」です♪♪♪

  毎週月曜は1面を使った特集面をお届けします。通称「ゲツトク(月特)」。最新のテレビ・芸能情報から、話題の人へのインタビュー「思いのままに」「ラジオとともに」など内容も多彩。一流執筆陣による評論「波動」は放送界の「いま」を深く切り取ります。演出の巨匠・鶴橋康夫さんのコラム「ドラマの種」(随時掲載)が好評です。

◆「波動」執筆陣(50音順)◆

 碓井広義(上智大学教授)、河野慎二(ジャーナリスト)、桜宮淳一(在阪テレビ局報道記者)、隅井孝雄(ジャーナリスト)、利元克巳(広島マスコミ9条の会)

【反響続々! 月イチ連載に注目を】

◇石井彰の「テレビ考現学」(第1月曜日付「テレビラジオ特集面」で掲載)

放送作家・石井彰さんによる新連載が11月からスタートしました。その名も「テレビ考現学」。テレビ界の最新事情や番組評を〝ご意見番〟的に語り尽くします。(紙面を見る

◇武田砂鉄の「いかがなものか」(第3月曜日付)

 テレビを見ていて感じるモヤモヤの正体って何? 新著『日本の気配』が話題となっている気鋭のライター・武田砂鉄さんが、芸能から政治までズバッと切り込みます。

◇やきそばかおるの「ラジオの歩き方」(第4月曜日付)

国内すべてのラジオ局を網羅する異色のライター・やきそばかおるさんが、各地で愛される注目番組をセレクトします。これを読めば、あなたもきっと〝ラジオの達人〟に!

◇「おすすめ民放BSシネマ」&「イマイのこれ観よっ」

月末の14面「テレビラジオ」コーナーで、民放BS各局で放送予定の映画を選りすぐって毎月紹介します。NHK朝ドラの脚本など数々の作品を手掛けた〝映画通〟今井雅子さんが、作り手目線でその月に観るべき作品を熱く語る「イマイのこれ観よっ」もあわせて、どうぞ!

♪♪♪読者・視聴者の「声」で紙面をつくります♪♪♪

◇あなたも投稿してみませんか~「みんなのアンテナ」
「あのドラマは感動した!」「ちょっとこの番組はヘンじゃない」…。テレビ・ラジオ番組の感想を募集しています。また、放送問題への意見も大歓迎です。

「みんなのアンテナ」は200字程度の原稿にまとめ、①住所②氏名(紙上匿名可)③年齢④電話番号を記入のうえ、以下のあて先・アドレスに送付してください。掲載の場合は薄謝を進呈します。

【はがき・手紙の場合】
〒151-8675  東京都渋谷区代々木郵便局私書箱62号

   【FAXの場合
 03(3350)5298

 【Eメールの場合
 hensyukoe@jcp.or.jp

※いずれの場合も「みんなのアンテナ係」と明記してください。


◎思いのままに/連続ドラマ初主演佐藤仁美さん/女優の新しい面を示した/前向きと開き直り表裏一体

 連続ドラマ初主演作は高いハードルを越える「役に挑んだ」という言葉がピッタリ。3日にスタートした1話完結のオムニバスシリーズ「プレミアムドラマ 我が家のヒミツ」(NHKプレ 日 後10・0 全5回)で、1人で四つのタイプの妻を演じます。(小川浩)

 四家族とも〝ヒミツ〟を織り込んだ夫婦の会話劇です。それぞれの夫役は、田中直樹さん(1回)、八嶋智人さん(2回)、永井大さん(3回)、岸谷五朗さん(4回・最終回)です。
 出演依頼を受けた時、「視聴者の方にどう見えるんだろうという不安がありました。全部同じ演技と思われたくなくて、どうしてもやらなきゃだめですかという感じでした」と吐露します。
 企画の中身を読み、毎回、衣装を変え、違う俳優と夫婦を演じることもあり、「同じに見えないんじゃないか」と前向きな気持ちになりました。

4人の妻演じ

 1話は、「私にはない、ほんわかした内面なので、ふわっとした小倉優子さんをイメージして」インターネットのオークションに夢中になる妻を演じました。
 2話の職を転々と変える夫にいら立つ妻は、「言う時は言う性格が似ています。八嶋さんは、こうくるからこう演じないと」と心の準備をして臨みました。3話はサスペンス風。隣人が気になって神経質になる妊婦役です。
 「(妊婦役は)何度かやったことがあります。本当に腰が痛くなり、両足が閉じられないんです」
 リアリティーを追求するために、妻が妊娠中だった永井さんに様子を聞き、さらにインターネットで妊婦の体験談を検索しました。
 4話と最終話は、パートで働き作家の夫を支える妻です。
 「岸谷さんは台本の読み合わせの時からダンナさんになりきっていました。演技プランの提案を聞いて、おんぶに抱っこでやろうと思いました」
 夫役の俳優とのせりふの掛け合いのために、台本の読み合わせが「相当、大事な作業でした」と言います。

個性派の認知

 1995年、「ホリプロタレントスカウトキャラバン グランプリ」をきっかけに芸能界へ。
 「10代は、ヒロインの親友役が多く、20代後半で高校生の息子がいる役をやりました。18歳で制服を着る生徒役がなくなり、実年齢に見えないことを自覚しました」
 20代後半に体形が変化して「正統派から個性派へと認知されるようになりました。同世代ではポッチャリした感じの女優さんはいないので、いいじゃんと思いました」。
 30歳を過ぎてバラエティー番組で確信します。
 「普段の私を出すと、みんな受けて(笑って)くれたので、(裏表がない)ぶっちゃけトークでいい」と個性を発揮。「バラエティー番組に出て、女優の仕事がないなら腕がないんだと考えて出ていました」
 昨年、一念発起し、体形をスリムに。前向きですねと水を向けると「前向きは、開き直りと紙一重なんです。今、求められていることを、必死でやる。結果は、後から付いて来るんです」と笑みをたたえます。

また成人式に

 今回は、実年齢と1、2歳差の役で、おとなの女優の演技力を、さらに発揮する39歳。
 「今年、2回目の二十歳(40歳)になります。来年の成人式に堂々と出てみたい」とユーモアを披露。〝開き直り〟を明るさに変える天才です。

さとう・ひとみ 1979年、愛知県生まれ。95年、「第20回ホリプロタレントスカウトキャラバングランプリ」。初主演映画「バウンス ko GALS」(97年公開)でブルーリボン新人賞受賞、キネマ旬報新人女優賞受賞など受賞。ドラマ「黒い十人の女」、連続テレビ小説「とと姉ちゃん」「ひよっこ」などに出演。
(3月11日付)


◎思いのままに/ドラマ「日本ボロ宿紀行」高橋和也さん/人間らしさ大事に/〝長生きも芸のうち〟は本当

 実際の宿で撮影したドラマ「日本ボロ宿紀行」(テレビ東京ほか)で、48歳の「一発屋ポップス歌手」桜庭龍二を演じています。〝ボロ宿〟と〝一発屋〟。「本来なら忘れ去られてしまうものが、どうしても心に引っかかって忘れられないことがある」と龍二を表現しています。(小川浩)

 ドラマの冒頭、「〝ボロ宿〟それは決して悪口ではない。歴史的価値のある古い宿から、驚くような安い宿までをひっくるめ、愛情を込めて〝ボロ宿〟と呼ぶのである」というナレーションから始まる一話完結の作品です。

生きる苦さ伝え

 龍二の相棒は、27歳の篠宮春子(深川麻衣)。父親の一平(平田満)が急死したために芸能事務所を引き継いだ春子は、事務所に唯一残った龍二の昔ヒットした歌のCDを売り切るために2人で地方営業に出ます。春子の趣味の安宿巡りを織り込んだ人情劇です。
 「龍二は、今も歌を歌っている自分にとってもなじみがあるキャラクター」。自分を投影するかのように龍二に心を寄せます。
 「歌うことしかないんだけど、本当にこんなことをしていていいんだろうかと才能に不安を覚えている。それでも春子に励まされて引きずられるように旅しています」
 アイドルグループ「乃木坂46」を卒業した深川さんとは初共演です。
 「彼女には、女優でがんばってやっていくという覚悟を感じました。春子は、たまにトンチンカンなことをしますが、深川さんのひたむきさが、また龍二を売れる歌手にしたいという一生懸命な演技につながっていると思います」
 今回の撮影地は、長野、千葉、栃木、群馬、埼玉、新潟などです。
 「ドラマは、だんだん時代の流れの中で消えていってしまうかもしれないものが描かれている気がします。都市は、高層ビルが建てられて、新しい街並みが出現しています。僕自身、大事に思っている人間らしさ、生きる苦さ、そういうものが、このドラマから伝わっているとうれしい」
 実家は、カントリー音楽専門のライブハウスで、子どもの頃から音楽が身近にありました。15歳で俳優デビューし、人気バンド「男闘呼組」を経て本格的に俳優で活躍します。
 バンド時代は、「有頂天になりました。若さ故の錯覚で天下を取ったような気分になって、痛い目にあった。いい経験させてもらいました。人間の幅になると思うので、『苦労は買ってでもしろ』です」と笑顔で振り返ります。

自分使って表現

 「40歳を過ぎてカントリー音楽の魅力がわかってきました。80代の先輩たちの歌を聞いていると人生をかけて歌ってきたんだと思います。体力も落ちていく中で、自分の足で立って歌っている。先輩たちの言葉、『長生きも芸のうち』というのは、本当だなと思います」。俳優デビューから35年。演じ続ける秘訣(ひけつ)は―。
 「桜庭龍二を思いっきりやった後は、全く違う(物語の)世界をやる。新しい台本と役で、作品の中へ入っていけば自然に新しいものに変わっていく。これからも自分という人間を使って表現していきたい」

 ドラマ25「日本ボロ宿紀行」は、テレビ東京ほかで毎週金曜、深夜0時52分。一部地域は曜日、時間違い。4月3日からBSテレ東で深夜0時放送。

たかはし・かずや 1969年東京都生まれ。93年「男闘呼組」を解散後、アメリカ放浪の旅をへて、94年、舞台「NEVER SAY DRAEM」、映画「KAMIKAZE TAXI」で俳優活動を本格的に開始。以後、その確かな演技力によって舞台、映画、TVにと幅広く活躍。ミュージシャンとしては、カントリーミュージックを主体としてライブハウス中心に活動。
(3月25日付)


 

1


pageup