テレビ

~10月のテレビラジオ面~

☆菅田将暉さん登場! 「野心だらけ」で挑む直政役

☆「さくらの親子丼」吉本実憂さん~重圧と孤独を乗り越えて

☆「オールナイトニッポン」50年 受け継がれる〝演出術〟

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□菅田将暉さん登場! 「野心だらけ」で挑む直政役(9日付))

 NHK大河ドラマ「おんな城主直虎」の井伊直政役で、圧倒的な生命力を放ちまくる菅田将暉さんが登場します。時代劇への思いは「基本的に野心だらけ。『まだまだ頑張んなきゃ』と尻をたたかれている感じがして」…。横無尽に語ります。(記事を読む

□重圧と孤独乗り越えて~「さくらの親子丼」吉本実憂さん(23日付)

 ヒューマンな視点が話題のフジテレビ系「さくらの親子丼」。初めて不良少女役に挑む吉本実憂さんの気持ちを込めた演技に迫ります。デビューから重圧や孤独感を乗り越えてきた自身の歩みを役に重ね、「目の奥に潜む感情」を表現したといいます。(紙面を見る

□「オールナイトニッポン」50年 受け継がれる〝演出術〟(16日付)

 ニッポン放送の長寿番組「オールナイトニッポン」が放送開始から50年を迎えました。若者の心をガッチリつかみ、時代を象徴するパーソナリティーを輩出してきた番組の「演出術」とは…。番組ディレクターの三宅正希さんが明かします。(紙面を見る

●白熱!「NHK×視聴者」~福島県で経営委員と「語る会」(2日付)

 NHKの経営委員会が各地の視聴者と直接話し合う「視聴者のみなさまと語る会」。福島で開かれた会合のポイントをじっくり伝えます。「加計・森友問題は突っ込み不足」という問いに、上田良一会長はどのように答えたのでしょうか?(記事を読む

●日本俳優連合が震災チャリティーイベント「感伝祭」開く(21日付)

 日本俳優連合(日俳連=西田敏行会長)が10月日に開いた「感伝祭」の模様を伝えます。東日本大震災や熊本地震の被災地支援を目的に始まったチャリティーイベントは、今年で6回目。「困っている人に笑顔を届けたい」とアピールしました。(記事を読む

●アニメ「おじゃる丸」が放送開始20年~大地丙太郎監督に聞く(30日付)

 放送開始から20年を迎えたNHKEテレのアニメ「おじゃる丸」の魅力を、大地丙太郎監督が語ります。「まったり」がなくなる時代、「誰か一人でも気持ちを救えれば」がコンセプト。わがままで怠惰な「おじゃる丸」は監督自身の投影だとか。(紙面を見る

●ドラマで活躍・多彩な顔が登場 10月の「休憩室」(毎週土曜日掲載)

 ☆尾上松也さんは、BS日テレ「桂歌丸」(10月9日放送)で、落語界の重鎮・桂歌丸師匠を演じきりました。落語の稽古に励み、本物の「笑点」への出演にも意欲的?

 ☆要潤さんは、テレビ東京系「要博士の異常な映画愛~勝手にセリフ変えてみました」の司会を担当。話題作はすべて見るほどの豊かな知識で、名画に新鮮な衝撃を与えます。

 ☆緑の囚人服がピッタリはまる小泉今日子さん。宮藤官九郎さん脚本の日本テレビ系「監獄のお姫さま」で、殺人未遂で服役中の主婦を「わじゃわじゃと」演じます。

 ☆テレビ朝日系「ドクターX」で小悪魔的な病院長秘書役を熱演する是永瞳さんは、空手3段の腕前。東京五輪の新種目「空手」の魅力を伝える役も担います。

●好評・「試写室」 新ドラマ、ドキュメンタリーを紹介

 ジャーナリストや作家、詩人ら多彩な執筆陣が、新作ドラマやドキュメンタリーなどの話題作を取り上げ、見どころを伝えます。みなさんは今夜、どの番組を選びますか?

♪♪♪毎週月曜日付は「テレビ・ラジオ特集」です♪♪♪

 毎週月曜は1面を使った特集面をお届けします。最新のテレビ・芸能情報から、話題の人へのインタビュー「思いのままに」など内容も多彩。一流執筆陣によるコラム「波動」は放送界の「いま」を深く切り取ります。毎月1回、気鋭の若手ライター・武田砂鉄さんの「いかがなものか!」、演出の巨匠・鶴橋康夫さんの「ドラマの種」、テレビ評論の重鎮・松尾羊一さんの「ドラマのドラマ」、脚本家や映画監督として羽ばたく足立紳さんの「七転びな日々」、10月からはテレビコラムニスト・桧山珠美さんの「それでもテレビが好き」が始まりました。読みごたえたっぷりのコラムを、どうぞ!

 ◆「波動」執筆陣(50音順)◆
 石井彰(放送作家)、碓井広義(上智大学教授)、河野慎二(ジャーナリスト)、桜宮淳一(在阪テレビ局報道記者)、隅井孝雄(ジャーナリスト)、利元克巳(広島マスコミ9条の会)、藤久ミネ(評論家)

♪♪♪読者・視聴者の「声」で紙面をつくります♪♪♪

◇あなたも投稿してみませんか~「みんなのアンテナ」
「あのドラマは感動した!」「ちょっとこの番組はヘンじゃない」…。テレビ・ラジオ番組の感想を募集しています。また、放送問題への意見も大歓迎です。

「みんなのアンテナ」「私のイチオシ番組」は、ともに200字程度の原稿にまとめ、①住所②氏名(紙上匿名可)③年齢④電話番号を記入のうえ、以下のあて先・アドレスに送付してください。掲載の場合は薄謝を進呈します。

はがき・手紙の場合
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※いずれの場合も「みんなのアンテナ係」と明記してください。


◎思いのままに/NHK大河ドラマ「おんな城主直虎」出演 菅田将暉さん/基本的に野心だらけ/まだまだ頑張んなきゃ

 りりしい若武者姿で圧倒的な生命力を放ち、般若のように怒り狂います。NHKの大河ドラマ「おんな城主 直虎」(日、後8・0)で菅田将暉さんが演じているのは、井伊家の復活に燃える井伊直政です。(萩原真里)

 幼名・虎松から長じて万千代となった天才肌の役柄に没頭しています。「才能だけではなくて、何回も負けてやっと勝って大きい人物になった人。今の自分も含めてやりがいがあるし、わくわくします」
 〝徳川四天王〟の中で最年少の直政は、武勇に優れ頭脳明晰(めいせき)と伝えられます。「役者としてはそこに至る過程がすごく知りたくなるし、演じるうえでも一番面白いポイントです。カッコ悪い所をいっぱい見せて、一個一個、学んでいくという直政の〝成り上がり像〟が僕にはすごくしっくりきます」
 お気に入りのせりふは「俺はまだ15」。「そう言える子は、今の日本にはおそらくいないですよ。それこそ将棋の藤井聡太四段とかくらいですよね。言っていて気持ちよかったです」

初の時代劇

 どんな役も存在感を持たせる演技力。意外にも時代劇は初挑戦です。発表から7月のクランクインまでの1年は、「ずっとそわそわしてました」といいます。「大河ドラマは歴史もありますし、表面的な物では太刀打ちできないので、いい緊張感があります。お辞儀一つでも、首からじゃなくて胸からいくとか。最近やっと、所作の先生に『きれいになったね』って言われました」
 出演作はこの2年をとっても公開済みの映画だけで17本、ドラマも15本、さらに舞台も今月末から始まります。「このタイミングの僕に、直政というマイナスからはい上がっていく男の役をいただくことは、『まだまだ頑張んなきゃ』って尻をたたかれている感じがして。慢心せずにいられます」
 自身も「基本的には野心だらけ」だといいます。「今の時代は今の時代のたたかいがあるので、ある種、競争社会にいる身としては、たたかう物が剣や拳からハートに変わっているだけ。僕らも戦場のような毎日です。僕は割と好きですけどね」

挫折の経験

 挫折した経験を聞くと、主演映画「共喰い」(13年)を挙げました。日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した作品です。「自分の中でのたたかいなんですよね。もちろん『良かった』と言われるのはうれしいんですけど、自分の中の良しあしとは関係ないです」
 先日、親孝行ができたと明かしました。「父親を、大好きな吉田拓郎さんに会わせてあげられたんです。『あれ、おやじ、ちょっと泣いてるな』と思って。良かったです」

 すだ まさき 1993年、大阪府生まれ。2009年に「仮面ライダーW」でデビュー。「ちゃんぽん食べたか」(2015年、NHK)、「民王」(同、朝日系)、「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」(16年、日本系)、映画「帝一の國」(4月公開)ほか出演作多数。11月23日に主演映画「火花」が公開予定。

15日放送「この玄関の片隅で」あらすじ
 小姓になるために草履番の後釜を育てることになった万千代(菅田=写真右)と万福(井之脇海=同左)。直虎(柴咲コウ)は松下家から帰還した六左衛門(田中美央)を近藤(橋本じゅん)の家臣とするため尽力していました。武田軍が遠江侵攻を開始。万千代は、家康(阿部サダヲ)が大量の材木を必要としているという情報を聞きつけます。脚本・森下佳子。
(10月9日付)


◎NHK×視聴者白熱/受信料訴訟脅しみたい/記者は圧力に負けずに/「みなさまと語る会in福島」

 放送法の規定に基づき、NHKの経営委員が各地の視聴者と直接話し合う「視聴者のみなさまと語る会」が、このほど福島市のNHK福島放送局で行われました。35人の視聴者が参加し、忌憚(きたん)のない意見や要望が出されました。

 NHK側からは3人の経営委員と上田良一会長はじめ3人の執行部らが出席しました。
 「受信料未払いの人にどんな勧奨をしているのか」との問いに、菅康弘理事が答えました。「一軒一軒お訪ねして契約をお願いしています。誠心誠意ご説明してご理解いただけないときには、民事訴訟もしています」
 それにたいし、「福島県でも5件提訴され、非常にショッキングだった」「(提訴は)脅かしのように聞こえる」という意見が出されました。
 上田会長は、「訴訟は最悪のケース。信頼を持っていただけるよう、最大限努力したい」としました。
 NHKの報道姿勢についても意見が出されました。
 「加計問題にしろ森友問題にしろ、突っ込み不足を感じる。現場の記者さんには圧力に負けないようにやってもらいたい。右と左の意見を足して2で割って放送しても意味がないんです」「忖度(そんたく)とかフェイク(うそ)ニュースとか、飛び交っている。トップの人の意見によって(放送内容は)変わるのか」
 上田会長は「公正公平、不偏不党を貫くため枠組みができていてそれで担保されています。わたしは、原則は現場に任せて、経営のかじ取りをしています」とのべました。

信頼は回復するのか

 「視聴者のみなさまと語る会」では、受信料問題と報道姿勢について、疑問が集中したのが特徴でした。
 受信料不払いの背景に、NHKへの不信があるのではないかというのは、当然の指摘です。原因の一つは、「政府が右というものを左というわけにはいかない」など政府寄りの籾井勝人前会長の言動。現体制になって9カ月、上田新会長のかじ取りが、今後の信頼回復の可否につながります。
 たとえば、前川喜平前文部科学事務次官へのインタビュー。加計学園疑惑について、「私に最初にインタビューを行ったのはNHK。しかし、いまだに放送されていない」と、前川氏はのべていました。なぜなのか。NHKは口をつぐんでいます。
 逆に信頼を取り戻す番組制作の兆しもあります。同じ加計問題でも、6月19日には、「クローズアップ現代+」で、萩生田光一官房副長官(当時)の関与を示す新たな文書をスクープ。同19日から25日の週でもっとも反響の多かった番組でした。「加計問題を追及せよ」との世論の後押しが、スクープ報道を支えたと思わせます。
 この夏の被爆・戦争関連番組には、「圧倒的な量と質への賛辞」があがっていると、戸崎賢二元NHKディレクターが本紙に寄稿しています。同氏は「秀作番組群でNHKへの信頼は維持されるに違いない」としつつ、「引き続き政権寄りの政治報道が行われている」とものべています。
 視聴者はNHKにジャーナリズムらしい報道をしてほしいと願っていることが伝わる「語る会」でした。視聴者の声にどうこたえるのか。NHKの姿勢を取材しつづけます。
 (田村三香子)

要望多彩

 「語る会」では、ほかにも多彩な要望が出されました。

○お昼の国会中継が午前11時54分の天気予報で中断される。最後まで中継して。
○福島で全国に先駆けて講座が開かれた「家庭医」制度を、福島発の番組で全国のみなさんに知ってほしい。
○全国放送の番組が、東北のローカル番組でつぶれることがある。マルチチャンネルで両方放送して。
○障害者差別解消法に関する番組を、機会をとらえて放送して。

「語る会」登壇者
■NHK経営委員
 本田勝彦委員長職務代行者
 井伊雅子委員
 渡邊博美委員
■NHK執行部など
 上田良一会長
 菅康弘理事
 鈴木仁福島放送局長
■司会
 山田賢治アナウンサー(福島放送局)
(10月2日付)


◎日俳連が「感伝祭」/被災地への支援これからも

 日本俳優連合(日俳連)が主催する東日本大震災・熊本地震のチャリティーイベント「感伝祭(かんでんさい)」が15日、東京の芸能花伝舎で開かれました。
 6回目の今年のテーマは「感じて!伝えて!感伝しよう!」。今も多くの住民が困難な状況にある被災地への復興支援を、これからも継続しようという思いが込められています。声優たちが被災地の物産を販売したり、私物をオークションに出品するなどし、売り上げは、福島・岩手・宮城・熊本の災害対策本部に寄付します。
 体育館で行われたステージイベントでは、時代劇の殺陣を指導している高瀬道場が登場。真剣も使った迫力あふれる演武に満員の観客が魅了されました。
 道場の高瀬将嗣相談役は、俳優にも労災保険の適用をと活動していることを紹介。「俳優は撮影現場ですべて指揮・命令系統の下に拘束されて仕事をしています。俳優も労働者だと認めてほしい。安全の裏付けがなければならないと思います」と訴えました。
 東日本大震災をきっかけに声優たちが結成した「声援団」のメンバーが登壇。井上和彦さんは震災直後に関智一さんに相談したと振り返ります。「僕たちは声を使って仕事をしているので、声で被災地を応援したいと始めました」。関さんは「お仕事がお休みになっていましたから、じゃあ一緒に何かやりましょうと、みんなに声をかけました」。
 震災の1カ月後に宮城県石巻市にバスで10時間かけて行ったのを皮切りに、岩手県陸前高田市など被災地を歴訪。今は全国を回っています。井上さんは「困っている人がいたら、日本中、世界中に笑顔を届けていきたい」と語りました。
 井上さんが震災直後に作詞作曲した「君に送る応援歌」をメンバーで演奏し、会場が一体となりました。
 日俳連は、著作権法の改善と俳優の権利拡大を目指して活動する協同組合です。会員数約2500人。理事長は西田敏行さん。
(10月21日付)

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