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2024年3月19日(火)

きょうの潮流

 思いがけず、駅前で漫才をするはめになりました。地域の女性行動「フェミブリッジ・アクション」で、10分間の“出演”です▼「私、パーティー券買っちゃったんですわ~」とボケるのが筆者の役。2万円の政治資金パーティーに行ってみたら、出てきたのは、ペットボトルの水1本。そんなネタは、自民や維新の「先生」たちが提供してくれています▼「自由民主党はリベラル・デモクラティック・パーティーじゃないんです。政治資金パーティーパーティーなんです」。自民党のある秘書の言葉も、そのまま漫才のネタです▼ある大臣経験者が、幼稚園のPTAの研修会で「母親は3歳まで仕事に出てはいけない」「保育園をつくれなどというのはマルキョーです」と講演したという話も盛り込みました。さすがに、マルキョーは死語なので「共産党」に直しましたが、時代錯誤もはなはだしい▼漫才の前日にも、またまた新ネタが。「自民党の会合で過激ダンスショー」。“参加者が女性に口移しでチップを渡した”“チップを渡しながらおしりをさわった”―。フェミブリッジの参加者を不快にしないよう、具体的な表現は避けましたが…。こんなにネタがつきない党がいつまで政権に▼最後は「ハイホーハイホーお金が好き♪○○(裏金議員の名)、お金が好き」と替え歌を歌い、漫才はなんとか完走。それにしても日本の芸人たちは、目を覆うばかりの恥ずべき政治家を、なぜネタにしないのでしょうか。「そりゃ、忖度(そんたく)しとるからや!」


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