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2021年12月15日(水)

辺野古土砂投入3年海上大行動

「未来に青い海を」

米軍新基地建設ノー

写真

(写真)ストップ土砂投入を求め、辺野古の海上に集結した人たち=14日、沖縄県名護市辺野古沖

 沖縄県民多数の強固な反対の声に応えず、日米両政府が強行する同県名護市辺野古の米軍基地建設に伴う辺野古の海を埋め立てる土砂の投入から、14日で3年となりました。辺野古沖で県民らが「海上大行動」を実施し、「美(ちゅ)ら海を埋め立てるな」「サンゴ、ジュゴンを殺すな」と、シュプレヒコールしました。

 土砂が陸揚げされている「K8」護岸前に、抗議船3隻とカヌー約30艇が集結。海上保安庁がゴムボートで監視する中、参加者は新基地工事の中止を求めるメッセージボードを掲げました。

 ヘリ基地反対協議会の豊島晃司共同代表は、日米両政府が米軍普天間基地(同県宜野湾市)の危険性除去の「唯一の解決策」として辺野古新基地建設を強行していることに、「普天間が世界一危険と言うならば、即時閉鎖しなさい」と強調。新基地建設の無法ぶりを国民の中に広げれば道は開けると述べ、「諦めず、たたかい抜こう」と訴えました。

 抗議船船長の金井創さんは、海保の「未来に残そう青い海」のスローガンに触れ、「私たちも未来にこの青い海を残したいと思って行動しています。世界中の命を守るため、思いを一緒にしましょう」と呼びかけました。


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