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2021年8月20日(金)

豪雨被害 流木撤去が課題

高橋・岩渕議員 むつ市長・漁協など懇談

青森で調査

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(写真)森林組合の森川組合長(右から1人目)と懇談する(左から)さいとう、岩渕、高橋氏ら=19日、青森県むつ市

 日本共産党の高橋千鶴子衆院議員と岩渕友参院議員、さいとうみお衆院青森1区予定候補は19日、青森県むつ市で豪雨被害や原発汚染水について、宮下宗一郎市長をはじめ、漁協、森林組合関係者と懇談しました。工藤祥子、佐藤武の両むつ市議が同行しました。

 宮下市長は、豪雨で崩落した橋への仮橋の設置と復旧が進む中、砂防ダムに大量に堆積した流木の撤去が課題になっていると説明。「被害全容が今も明らかになっていない状況です」と語りました。

 高橋議員は、11日に現地調査を行い、林野庁に対応を求めたと報告。ワクチンの状況や使用済み核燃料の中間貯蔵施設の問題でも意見を交わしました。

 下北地方森林組合では、森川石勝組合長が「60カ所以上の崩落が起き、そこから木が大量に流されました。なんとかしたいが、ああなった木は撤去も、材木としての出荷も難しい」と話しました。

 高橋議員は「林業の深刻な状況は与野党問わず認識している問題です。まずいま抱えている流木の問題を解決するためにも頑張ります」と応じました。

 大畑町漁協では、漁場につながる林道や電気の早期復旧の要望が寄せられました。

 ホタテ養殖が盛んな川内町漁協の今進組合長は、原発汚染水の海洋放出方針に、「反対です。地域が違うと言っても輸出先の他国から見たら同じ『日本』です」と訴えました。


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