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2021年8月9日(月)

総選挙で政権交代必ず 各地で意気高く

米価下落無策に憤り 東北ブロック農業・農民後援会

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(写真)共産党躍進をめざし拳を突き上げる(左から)ふなやま、鈴木両氏ら=7日、仙台市

 新型コロナ禍の下で米価の下落が農家を直撃する中、日本共産党東北ブロック農業・農民後援会は7日、総選挙で党躍進、市民と野党の共闘勝利をめざしてオンライン決起集会を開きました。

 宮城県後援会の鈴木弥弘事務局長、全国後援会の長谷川敏郎代表世話人があいさつ。長谷川氏は「米価問題を一大争点に押し上げよう」と呼びかけました。

 党農林・漁民局長の紙智子参院議員は、全国知事会も政府の買い入れによる米の市場からの隔離を提言したと紹介。「(農業)団体、自治体、議会で市場隔離という一致点が広がっている。これに背を向けているのが菅政権です」と批判しました。

 高橋ちづ子衆院議員が、東北比例2議席へ全力を挙げると表明。「党綱領で農業を『基幹的な生産部門』と位置づけている。国を守ることは、農林水産業を守ることです」と訴えました。

 米どころの秋田県の後援会は「2014年の暴落に似た状況だ。今は戸別所得補償も何もない。自己責任を押し付ける菅政権に憤りを感じる」と発言。「農家が食料支援を行ってきたが限界がある。食料は国民の問題であり、国が食料支援制度をつくるべきだ」(福島)などの声が上がりました。

 ふなやま由美比例予定候補は「国は、農家の汗と涙が詰まった『誇りの米』を責任もって買い上げるべきだ」と強調。藤本友里比例予定候補は「農業を大事にする政治へ、東北から比例2議席を」と訴えました。


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