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2021年4月6日(火)

民主主義否定の暴挙

ミャンマー問題 穀田議員が指摘

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(写真)質問する穀田恵二議員=2日、衆院外務委

 日本共産党の穀田恵二議員は2日の衆院外務委員会で、ミャンマー国軍によるクーデターをめぐって民主主義を根本から否定する暴挙であり、政府に軍政の正統性を認めない立場を明確にし、積極的な役割を果たすよう求めました。

 穀田氏は、ミャンマー国軍による弾圧が強まる中、「拘束した全ての人々の解放、昨年秋に民主的に成立した国民民主連盟(NLD)政権への原状復帰を早期に行うべきだ」として、政府の認識をただしました。茂木敏充外相は国軍に対し、(1)民間人に対する暴力的な対応の即時停止(2)拘束された関係者の解放(3)民主的な政治体制の早期回復―の3点を求めていると述べました。

 穀田氏は、ミャンマー国民の抗議行動は全土に広がっており、クーデターを容認しない国民の声は明確だと強調。「民主的に選ばれた政権を軍事クーデターで倒すことは重大な暴挙であり、国際社会はこの暴挙を容認することはあってはならない」と指摘しました。茂木外相は「(穀田氏と)認識を共有する」と表明。「ミャンマーでもう一度、民主的な体制が回復するための責任を全うしていきたい」と応じました。


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