しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2020年11月18日(水)

中国5県の全107市町村を訪問

大平前議員 3年かけ

島根 吉賀町長らと懇談

写真

(写真)街頭で訴える大平氏(中央)と(左から)藤升、むこせ両氏、六日市支部の人たち(右の2人)=17日、島根県吉賀町

 日本共産党の大平よしのぶ前衆院議員(衆院中国ブロック比例予定候補)は17日、島根県西端の吉賀(よしか)町を訪れ岩本一巳町長と懇談しました。大平氏はこの日、議席を失ってから約3年をかけて中国5県の全107市町村訪問を達成しました。

 険しい山に囲まれた中山間地で清流・高津川の水源になる同町。むこせ慎一衆院島根2区予定候補、藤升正夫町議らが同行しました。

 「中国地方に渦巻くどんな声も聞き逃さない決意で全自治体を訪問しています」。大平氏は岩本町長との懇談でこう述べ、国への要望などを聞きました。

 自前の水力発電の売電を財源に県内で初めて高校卒業までの医療費や保育料、学校給食を無料化しているとの岩本町長の紹介に、「うれしいご努力ですね」と大平氏。岩本町長はまた、国が地方交付税で職員削減などを求めていることに対し「これ以上、職員を減らすのは限界」「心配なのは職員の健康。休職中の職員が戻れる環境をつくりたい」と語りました。

 吉賀町商工会の担当者はコロナの影響でこれから売り上げが減る見通しの会社から「国の給付金が受けられるのか」と問い合わせがあると指摘。有機農業の生産者組織「食と農・かきのきむら企業組合」の福原圧史副理事長は「本来、農業は営利的でなく、もうかることはない。ヨーロッパのように国は所得補償を」と述べました。

 大平氏は六日市支部の人たちと宣伝し「みなさんの声を国会に届けます。再び送ってください」と訴えました。


pageup