しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2020年10月23日(金)

明日をひらく 衆院比例予定候補

中国(定数11) 大平よしのぶ予定候補(42)

被爆地の声 地域の声を

 「被爆者の命がけの訴えと一人ひとりの行動が世界を動かしてきました。核兵器禁止条約の発効まであと一歩です。ぜひ署名をお願いします」―。核兵器廃絶を求める広島市内の6・9行動に参加。3年前、党代表団として訪米し、国連での核兵器禁止条約の採択に立ち会いました。この日、署名した70代の女性に発効が近いと伝えると「やっとだわね。原爆は早くなくしてほしい」と募金もしてくれました。

 被爆地・広島で生まれ、育ち、小さいころから原爆の話を聞いて「戦争と貧困のない社会を」と青年時代を過ごしてきました。被爆75年の今年「核兵器禁止条約に参加する政府をつくろう」と呼びかけます。

 前回の総選挙で議席を失って約3年。中国5県で計107ある市町村をほぼ訪ねました。「比例中国選出の議員の誰よりも地域をくまなく歩き、住民の声、息遣いをつかみ、国政に届けてきました」

 月の3分の1は移動先で泊まる生活。広島の自宅で迎える朝は早起きし、家族の弁当と朝食を作っています。

 今月、性暴力のない社会を求める岡山市内のフラワーデモに駆けつけました。勇気を出して初参加した女性(35)が「(警察から)うそをついているとみられ、つらかった」と語り、女性を侮辱した自民党の杉田水脈衆院議員(比例中国)を批判しました。

 大平氏は訴えます。「性暴力や性犯罪の被害の実態をしっかり胸に刻み、絶対に許さない社会をつくりたい」

 おおひら・よしのぶ 広島市生まれ。小さなお好み焼き屋を営む家で育ち、広島大学学校教育学部卒。日本民主青年同盟広島県委員長など歴任。前衆院議員。


pageup