2020年3月21日(土)
安倍政治を終わらせよう
おおさか総がかり行動
 （写真）おおさか総がかり行動で訴える（左から）辰巳、宮本両氏＝19日、大阪市 |
「安倍政治を終わらせよう」と、おおさか総がかり行動（同実行委員会主催）が１９日夕、大阪市の京橋駅前で行われ、「新型コロナウイルス対策を口実にした独裁・統制は許さない」「森友学園問題の真相解明を」と通勤客らにアピールしました。
大阪憲法会議の丹羽徹幹事長、日本共産党の辰巳孝太郎前参院議員、宮本たけし前衆院議員、社民党大阪府連の長崎由美子代表、「みんなで選挙☆ミナセン大阪」の荒木淳子さん、「森友問題を考える会」の木村真豊中市議（無所属）、「戦争させない１０００人委員会・大阪」の米田彰男共同代表が次つぎにマイクを握りスピーチしました。
「新型コロナウイルス対策で収入補償など暮らし・営業応援は当然。そういう政治にするためにひきつづき頑張る」（辰巳氏）、「（「森友学園」問題で）安倍首相をかばった官僚が出世し、（文書改ざんを強要された近畿財務局職員が）自ら命を絶たざるを得なかった。だれも納得できない」（宮本氏）と訴えました。
「森友」問題に火をつけた木村氏は、自殺した近畿財務局職員の「手記」「遺書」にふれ「国民の財産（国有地）をタダ同然で差し出し、ばれそうになったら、文書を捨て、改ざんし、誰一人責任をとらない」と、安倍政権を厳しく告発しました。
堺 市民と野党の共同宣伝
 （写真）共同宣伝で訴える（左から）森山、清水、大椿、大石の各氏＝20日、堺市 |
「安倍政治を終わらせよう」と市民と野党の共同宣伝が２０日、堺市の南海中百舌鳥（なかもず）駅前で行われ、１４０人が参加しました。「堺からのアピール」と「憲法・堺共同センター」が主催。「爆買い戦闘機よりもコロナ対策を」などのプラスターが掲げられるなかさまざまな弁士が訴えました。
日本共産党の清水ただし衆院議員は、森友学園問題で公文書改ざんを強制され自殺した財務省職員のことにふれ「改ざんを命じた側が出世する不条理を許せない。野党は結束して再検証チームをつくり、安倍政権の責任を追及します。政治を私物化し続ける安倍政権を打倒しましょう」と力説しました。
立憲民主党の森山浩行衆院議員、社民党大阪府連副代表の大椿裕子氏、れいわ新選組の大石あきこ氏が演説。「情報隠ぺいやカジノをすすめる自公の政治を終わらせるため一緒にがんばりましょう」（森山氏）などと訴えました。
市民からは「保健所の統廃合でＰＣＲ検査も満足に対応できない。医療の予算を増やすべきだ」などの訴えがありました。
共同宣伝に先立ち、堺市内の２５の駅頭で宣伝し２６８人が参加。あわせて２６の駅頭宣伝に４４３人が参加しました。
