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2019年11月16日(土)

遊水地など対策必要

佐賀 高橋議員が大雨被害調査

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(写真)河川が越水した現場を確認する(左から)武藤県議、高橋議員、(1人おいて)江原市議=15日、佐賀県多久市

 佐賀県を襲った8月の大雨被害の調査で日本共産党の高橋千鶴子衆院議員が15日、佐賀県武雄市の高橋排水機場や多久市の牟田辺(むたべ)遊水地などを視察しました。武藤明美県議、江原一雄武雄市議も参加しました。

 現地を案内した武雄河川事務所調査課の上野勇二課長が、浸水した箇所や越水した河川などを説明。六角川(武雄市、大町町などが流域)の水が増し、排水機場から川へ水を送るポンプが停止したことや90万トンの貯水容量がある牟田辺遊水地で貯水量を超える140万トンの水が入ったことなどを話しました。

 高橋氏は、排水にかかった時間や被害の出た箇所などを確認。視察後、高橋氏は「六角川は軟弱地盤や長い感潮区間など特徴的な地形であることが分かった。単純に川の掘削作業などで解決できない問題が多くある。地域の人の意見を聞いて遊水地をつくるなど対策をやっていく必要がある」と話しました。


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