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2019年6月8日(土)

“早期改憲”“消費税増税” 自民が参院選公約

「令和新時代」と政治利用

 自民党は7日、参院選挙公約を発表しました。外交、経済、防災、改憲など六つの柱の全てに「令和新時代:伝統とチャレンジ」と銘を打ち、新天皇即位・改元の最悪の政治利用を強めています。

 「憲法改正を目指す」の柱では、「憲法改正原案の国会提案・発議を行い、国民投票を実施し、早期の憲法改正を目指します」としました。

 経済の柱では、就職内定率が「過去最高」などと都合の良いデータを並べ、主要政策に続く政策集の中で「10月に消費税率を10%に引き上げる」としました。原発については政策集で「再稼働を進めます」と明記しています。

 「力強い外交・防衛で、国益を守る」の柱では、政策集の中で「平和安全法制」(戦争法)で可能となった任務に関し「態勢構築や能力向上を着実に進めます」とし、沖縄県名護市辺野古での米軍新基地建設について「着実に進める」としました。


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