2019年6月2日(日)
野党共闘で新基地阻止
辺野古で県民大行動 沖縄
参院予定候補・タカラ氏ら決意
「辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議」は1日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前で県民大行動を行い900人が参加しました。
|
オール沖縄会議共同代表で、7月の参院沖縄選挙区に立候補予定のタカラ鉄美氏は「憲法が変われば、すべて軍事優先、辺野古の工事もさらに進められる」とし、「糸数慶子参院議員から引き継いだ、平和の1議席の重さを思いながら、なんとしても頑張り抜きたい」とあいさつしました。
糸数議員は「沖縄ではタカラさん、全国1人区で野党が心を一つに勝利を勝ち取ろう。違いを乗り越え、安倍政権を打倒しよう」と訴えました。
日本共産党の赤嶺政賢、国民民主党の屋良朝博の両衆院議員、伊波洋一参院議員もあいさつしました。
参院選を控え、野党共闘の共通政策に辺野古反対が加わったことに参加者から「野党共闘で安倍政権を倒す。これが“辺野古”を止める近道だ」との声が聞かれました。
集会に参加した中城村の女性(58)は「私たちの思いを政治に託すには、圧倒的に国会議員の数が足りない。野党が一つになってこそ自民党に立ち向かえる」、那覇市の女性(66)も「全国でもオール沖縄のようになれば、安倍政権を引きずりおろせる」と期待を語りました。