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2019年5月4日(土)

“来年施行変わらない”

改憲派集会 首相がメッセージ

 安倍晋三首相は3日、改憲推進派が東京都内で開いた集会に自民党総裁としてビデオメッセージを寄せ、自身が目標とする2020年の新憲法施行について「今もその気持ちに変わりはない」と述べ、改憲への執着を示しました。

 安倍首相は、自衛隊を明記する改憲について「その先頭に立って責任を果たしていく決意だ」と強調。改元を「新たな時代のスタートライン」として、「国会議員がこの国のあるべき姿を提示していく責任がある」と述べ、改憲議論の活発化を訴えました。

 集会は、改憲派の有識者でつくる「民間憲法臨調」と、改憲・右翼団体「日本会議」のフロント団体「美しい日本の憲法をつくる国民の会」の共催。

 集会では、下村博文・自民党憲法改正推進本部長が、国会の憲法審査会で自民党の4項目の改憲条文素案を発表し、「7月の参院選で憲法議論をさらに前に進める」と意欲を表明しました。


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