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2019年4月9日(火)

塚田氏の参考人招致を

6野党・会派国対委員長

 日本共産党、立憲民主党、国民民主党、社会保障を立て直す国民会議、自由党、社民党の6野党・会派の国対委員長は8日、国会内で会談し、塚田一郎前国交副大臣が辞任した下関・北九州道路計画で利益誘導が疑われる問題で、9日の衆院国土交通委員会での“忖度(そんたく)問題”の質疑にむけて、関係資料の提出、塚田氏の参考人招致と謝罪を求めることで一致しました。立憲民主党の辻元清美国対委員長は、自民党の森山裕国対委員長に申し入れを行いました。

 6野党・会派が、同道路計画は安倍晋三首相と麻生太郎副総理の意向を忖度(そんたく)して、国直轄の事業になった国政私物化の疑惑の解明のために求めたのは、2018年11月20日の塚田氏と「下関北九州道路の整備促進を図る参議院議員の会」の吉田博美会長(自民党参院幹事長)との会談の資料です。同会談で吉田氏は「塚田、分かっているな。これは総理と副総理の地元の事業だ」と発言したとされています。他にも、同月2日に開かれた同会設立総会に関する資料などを求めています。

 6野党・会派は、土砂投入が強行されている沖縄県名護市辺野古への10日の現地視察、沖縄県庁訪問、野党合同ヒアリング(沖縄防衛局)に、日本共産党の穀田恵二、立民の辻元清美、社保の広田一、自由の日吉雄太、社民の照屋寛徳各国対委員長と国民の関健一郎国対副委員長が参加することを確認しました。


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