2019年3月9日(土)
「憲法守り生かそう」
新宿 「9の日」行動 署名に反響
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全労連や新日本婦人の会などでつくる「憲法共同センター」は8日、東京・JR新宿駅前で憲法を守り生かそうと呼びかける署名・宣伝に取り組みました。各団体の代表がマイクを握り、改憲に前のめりになっている安倍政権を批判。9条改憲に反対する「3000万人」署名への協力を訴えました。
全労連の小田川義和議長は、日本国憲法でうたわれている男女平等や個人の尊重がいまだに実現されていないと指摘。「憲法を変えるのではなく、徹底して政治に生かしていくことを求めます」とのべました。
日本共産党の本村伸子衆院議員が参加してあいさつ。改憲へと突き進む安倍政権を批判し、「平和憲法を壊そうとする動きを許すわけにはいきません。みなさんと一緒に、憲法を守れと声をあげていきます」と訴えました。
東京都中野区に住む、創価学会員だと話す男性(72)が署名に応じました。「戦争だけはダメだと、両親から言われ続けてきた。安倍首相に憲法を変えさせてはいけない」と話しました。
この宣伝は、同センターが毎月9日を中心に全国各地で取り組んでいる「9の日」行動です。