2019年2月14日(木)
ぶれずに「新基地ノー」
沖縄県議会 デニー知事が運営方針
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沖縄県議会2月定例会が13日、開会しました。玉城デニー知事は議場で2019年度の県政運営方針や所信を述べた中で「(同県名護市)辺野古に新基地は造らせないという公約の実現に向けて、ぶれることなく、全身全霊で取り組む」と改めて表明しました。
デニー知事は、同新基地建設にかかわりなく、米軍普天間基地(同県宜野湾市)の早期返還、運用停止を含む「危険性の除去を政府に対し強く求めていく」とも述べました。
県として、米軍機オスプレイの配備撤回を引き続き求め、「米軍機による事故等が発生した際の政府の対応に県の考えを反映させるため、政府、米軍及び沖縄県を構成員とする新たな協議会の設置」も国に求めると説明しました。
デニー知事は、県民所得の向上、子どもの貧困解消などに向けた施策を着実に推進するとし、「好調な経済のさらなる発展と沖縄らしい優しい社会の構築」に向け「あらゆる分野の公約の実現にまい進する」と強調しました。
定例会には7349億円の19年度一般会計当初予算案などが提案されました。会期は3月27日まで。