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2019年2月2日(土)

“サヨナラ安倍政治”底力の発揮を

京都市で小池書記局長訴え

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(写真)小池晃書記局長を迎えて開かれた日本共産党演説会=1日、京都市左京区

 告示まで2カ月を切った統一地方選と7月の参院選で日本共産党の躍進を勝ち取ろうと、党京都府委員会は1日、京都市内で小池書記局長を迎えて大演説会を開きました。小池氏が、京都府議選で過去最高の峰を築き、京都市議選で第1党となる躍進を勝ち取るとともに、参院選の比例で井上さとし参院議員をはじめ7人全員の勝利、京都選挙区(改選数2)で倉林明子参院議員の再選で「“安倍政治サヨナラ”の選挙にしよう」と訴えると、会場を埋めた聴衆から盛大な拍手が湧き起こりました。

 京都府議選・市議選の予定候補者が登壇し、かみね史朗府議団副団長、加藤あい市議が決意を表明しました。

 井上議員は「被爆2世として核兵器のない社会をめざす。京都市の自衛隊への(18歳、22歳の)個人情報提供や安倍9条改憲を許さない」と訴え。倉林議員が「安倍政権の偽造は底なし。消費税増税の根拠も崩れた。共産党が伸びてこそ政治が変わる。定数2で勝ち抜く」と表明しました。

 思春期アドバイザーのあかたちかこさん、同志社大学大学院の岡野八代教授、フリージャーナリストの守田敏也さんが共産党への期待を表明しました。

 小池氏は、この日の代表質問で毎月勤労統計の不正問題を追及したことに触れて、「ウソのない、当たり前の政治を実現するため、国会で徹底追及する」と表明しました。

 府政に関わって、安倍暴走政治が持ち込んだ北陸新幹線の延伸に巨費を投じるのではなく、暮らし・福祉の予算の充実が必要だと強調。京都市政で、ホテルや民泊の建設ラッシュで街並みが壊される下で、党市議団が「民泊問題の見解と呼びかけ」を発表し、市民と共同した運動を前進させていると語りました。

 小池氏は、戦前、帝国議会で治安維持法に反対しテロに倒れた山本宣治や「革新自治体」の先頭に立った蜷川虎三元府知事らを生み、戦争とファシズムとたたかってきた京都の歴史が、昨年4月の府知事選での大健闘、大山崎町長選の勝利へと前進していると述べ、「安倍内閣が改憲を狙うもとで、歴史の局面で審判を下してきた京都でこそ底力の発揮を」と呼びかけました。


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