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2018年10月13日(土)

沖縄・豊見城市長選あす投票

山川候補 気迫の訴え

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(写真)支持者(右)と握手する山川候補=12日、沖縄県豊見城市

 14日の投票日を目前に大激戦が繰り広げられている沖縄県豊見城(とみぐすく)市長選の必勝に向けて、「オール沖縄」の山川ひとし候補は12日、市内各地で演説し「新しい豊見城市に向けて全身全霊をかけて頑張る決意です。最終の最後までお力添えをお願いします」と気迫を込めて訴えました。

 山川氏は、県民の立場で最後までたたかい抜いた翁長雄志前知事の遺志を継いで子や孫の世代に平和で豊かな誇りある沖縄、豊見城市をつくらなければいけないと強調。「基地のない豊見城市でも、ウチナーンチュ(沖縄の人)として、玉城デニー知事を誕生させた新基地はいらないとの思い、平和を発信していかなければなりません」と訴えました。

 家から出て「ぬちかじり(命の限り)頑張ってよ!」と、激励する男性もいました。

 山川候補と対決する現職は、自主投票としながら実態は公明党・創価学会が集票を行っています。もう一方の相手候補の自民の前市議は、保育園の政治団体の推薦を受けたと書いたビラを配るなど、1票を争う状況です。

 辺野古新基地の是非を問う県民投票について現職は態度を保留。前市議は辺野古新基地推進の意見書を市議会に提出した人物です。

 電話で支持を広げている助産師(65)は「デニー知事誕生で県民の意思を示しました。山川さんを市長にして、新基地はいらないの意思をまた示したい。子どもが安心して暮らせる新しい豊見城にしたい」と力を込めました。


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