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2018年8月8日(水)

参院選挙区予定候補駆ける

金田峰生 新【兵庫=改選数3】

命と尊厳 憲法をいかす

 「命と尊厳を大切にする社会に」と訴え続けます。

 党国会議員団兵庫事務所長、党県災害・復興対策委員会事務局長として、7月の西日本豪雨災害では豪雨翌日の8日から直ちに、土砂崩れや河川の溢水(いっすい)など県内の災害現場を調査し、避難所で被災者を見舞い、被害実態と要望を聞きました。

 私有地に流れ込んだ土砂の撤去や危険箇所の復旧・防災工事、住宅補修・再建への支援など、被災者の切実な願いを実現するために国会議員、地方議員と連携して奮闘しています。阪神・淡路大震災で被災者支援に取り組んだ経験が生きています。

 「災害時こそ、基本的人権を保障する憲法の立場が必要です。被災者支援よりカジノ法案審議を優先する安倍政権は許せません」

 借り上げ復興公営住宅からの震災被災者追い出しや原発事故の自主避難者切り捨てとのたたかいにも加わります。「自然災害を止めることはできませんが、被害を最小限に食い止め、人災を防ぐことは可能です。生活再建支援ももっと強める必要があります。災害救助法や被災者生活再建支援法の改正が必要です」と訴えます。

 大学時代に、運転手の過労によるスキーバス転落事故で友人を亡くしました。命よりももうけを優先する理不尽さを痛感し、社会を変えたいという思いが入党の原点です。

 党県農林漁民部長として、獣害や災害の救済、TPP(環太平洋連携協定)反対に取り組んでいます。農林漁業を国の基幹産業に位置づけ、食料自給率の抜本的な引き上げを訴えます。死亡事故が相次ぐ新名神高速道路建設現場や神戸製鋼の労働災害、過労死など、労働者の悲痛な叫びを背に、人間らしく働く社会の実現にも取り組んできました。

 2016年の前回選挙から改選定数が1増えて3に。15年ぶりの党議席奪還をめざし全県を駆け巡ります。

 「参院選挙区で3回目の挑戦。市民と野党の共同を発展させる中で、三度目の正直で今度こそ勝利したい」

 かねだ・みねお 1965年神戸市生まれ。日本福祉大学卒。兵庫県議(1期)。党国会議員団兵庫事務所長。


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