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日本共産党

2018年5月8日(火)

非核・9条輝く国へ出発

60周年の国民平和大行進

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(写真)核兵器廃絶、日本政府の核兵器禁止条約批准を求めて夢の島公園を出発した国民平和大行進=6日、東京都江東区

 2018年原水爆禁止国民平和大行進(同実行委員会主催)は、平和行進開始から60年を迎え、被爆地・広島、長崎を目指して6日、出発しました。

 この日出発したのは、東京―広島コース(東京・夢の島公園)、北海道―東京コース(礼文島)、四国コース(高知県宿毛市)。東京都江東区にある夢の島公園にある第五福竜丸展示館前で開かれた出発集会には800人が参加しました。

 原水爆禁止世界大会実行委員会運営委員会代表の高草木博さんはあいさつで、朝鮮半島の統一と平和と非核の目標が合意され、アジアと世界の平和へ大きな努力が始まろうとしていると指摘。「次の一歩は日本で踏み出されなければならない。国民の非核の願いと憲法9条を輝かせる国の実現に向けて歩みだそう」と呼びかけました。

 日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の大岩孝平代表理事は、安倍首相が狙う9条改憲について批判しました。

 東京の被爆者団体・東友会業務執行理事の家島昌志さんは、「昨年核兵器禁止条約ができました。私たちの目の黒いうちに、核兵器禁止の糸口が一歩でも前に進めるように願っています」と述べました。

 各地の通し行進者4人と、わかやま市民生協のリレー行進者が参加。国際青年リレー行進者でフィリピンのパトリシア・アンヘレスさんが決意を語りました。


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