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2018年1月4日(木)

アベ政治に“勝利”の年

全国で行動 国会前に120人

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(写真)「アベ政治を許さない」ポスターを掲げる参加者ら=3日、国会正門前

 2018年初となる「アベ政治を許さない」ポスターを一斉に掲げる行動が3日、全国各地で取り組まれました。東京都千代田区の国会正門前には約120人が集合。安倍晋三首相が年頭所感で2020年までに改定憲法の施行を示唆したことに対し、参加者は「今年こそ改憲ストップ」「自衛隊を憲法に書き込むな」と怒りの声を上げました。

 東京都豊島区の女性(72)は「アベ政治を倒すため新年の大事なスタート」と参加しました。

 女性の父親は一度も会うことなく戦地で亡くなりました。「戦争によって家族が奪われ、未来が奪われた。戦争がなければ、自分には違った人生があった」と尾崎さん。「戦後、つらいことがいっぱいありました。これからの子どもたちの未来のため、戦争は繰り返してはいけない」と話しました。

 横浜市鶴見区の男性(73)は、安倍首相が今年中にも改憲の国会発議を狙っていると考えて国会前行動に初参加。「今年は安倍政権を終わらせる勝負の年。新年のいいスタートを切りたかった」と語りました。この男性は、「9条があったから、日本は今まで戦死者を出さなかった。9条をこれからもきちんと守り抜く」と息巻きます。

 福島県南相馬市の男性(52)は、妻(47)と初参加。地元でも憲法9条を守れと訴えるスタンディングなどに取り組んでいます。「大震災と原発事故が起きて、政治のおかしさに気付きました。原発再稼働は理解できません。何かしなければとの思いで、地方から頑張りたい」と話しました。

 コメディアンの松元ヒロさんは、「アベ政治」との綱引きをパントマイムで表現。集まった人たちから「頑張れ」と声援を受け、「アベ政治」に“勝利”しました。

 この行動は毎月3日午後1時に取り組もうと、作家の澤地久枝さんが呼びかけたもの。澤地さんのほか、作家の渡辺一枝さんと落合恵子さんが参加し、あいさつしました。


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