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2017年11月28日(火)

憲法カフェや平和の行動・選挙…若者 先頭に

民青北海道委 “すごく面白い”と新しい仲間

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 北海道では、各地で行われている「総がかり行動」や憲法をテーマにしたイベントなどに積極的に若者が参加し、先頭に立って行動しています。そのなかで、日本民主青年同盟(民青)は多くの仲間を迎えながら活動を広げています。(前田智也)


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(写真)駅前や大学前などでシールアンケートに取り組む同盟員

班を再建し元気

 昨年は一人も仲間を迎え入れられなかった民青の班が、元気になっています。民青白石・厚別地区委員会は、今年18人の仲間を迎え、一時無くなっていた、四つの班すべてを再建しました。

 「新しく入った同盟員が、参加したデモや集会などでつながった青年と連絡をして、仲間を迎えています」と語るのは、地区委員長を務める山本朱莉(じゅら)さん。同時に、地域の共産党とも相談しながら一緒に宣伝をするなど「共同を大切にしています」と話します。

 各地で行われるさまざまな行動で若者が先頭に立っています。

 岩見沢市では、若者が中心となって実行委員会をつくり、毎月「憲法カフェ」を開催。憲法カフェは、11月で丸2年になりました。軽食を食べながら、憲法について気軽に話し合うイベントです。

 実行委員会のメンバー、鈴木希恵さん(26)は、参加した学生から「ずっと遠い所にあると思っていた憲法が、身近に感じられた」と言われた経験を話してくれました。「憲法に限らず、政治や社会のことを身近に感じてもらうことが大切だと思っています。参加者を増やして、これからも地域で活動を続けていきたい」と意欲満々です。

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(写真)憲法9条について訪ねるシールアンケートで、学生と対話する同盟員

6割が10代20代

 8月に広島と長崎で行われた原水爆禁止世界大会には、北海道から約120人が参加。そのうち6割は10代、20代の若者でした。

 札幌市の大学4年生、中村優美さん(22)=仮名=も世界大会に参加した一人です。民青には5月に加盟。活動をするなかで、「今まであまり身近に感じていなかった政治や平和のことに、関心を持つようになりました」と振り返ります。

 中村さんは10月の総選挙で、各党政策を比較する集いを学生4人と企画しました。大学にある食堂前でビラを配り、ポスターを張り出すと、当日は予想を超える25人が参加したといいます。

 「今は、労働のことや日米安全保障条約のことに関心をもっています。学ぶなかで、『すべて私の生活に関わることだ』と実感しています。もっと早く民青に入りたかったくらい」

話し行動できる

 民青北海道委員会の伊藤ナシカ委員長は、「道内全体で、昨年の2倍を超える仲間を迎えています」と話します。23日に札幌市内で行った、憲法をテーマにした学習会でも、大学4年生の男性(22)が新しく加盟しました。

 札幌市に住む大学4年生、北川浩平さん(23)=仮名=は、10月に加盟しました。市内の学生らでつくる、ボランティアサークルでも活動し、そのなかで民青を知りました。

 「貧困や格差の問題など、社会のことを考えるだけでなく、どう変えていくかを話し、行動できる。民青はすごく面白い」


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