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2017年6月29日(木)

都議選 政党カー同乗記

子ども連れの女性「SNSで拡散します。陰ながら応援しています」

国会議員35人フル回転 広い世代から声援が

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 最終盤を迎えた東京都議選(7月2日投票)は、どの選挙区も大激戦です。日本共産党は35人の衆参国会議員が、区議会議員や後援会とともに政党宣伝カーで全地区を回って熱く応援しています。安倍政権への怒りと日本共産党への期待が次々に広がっています。26、27両日、宣伝カーに同乗しました。

 (吉本博美)


写真

(写真)有権者と握手する武田良介参院議員=27日、東京都新宿区

 「憲法と民主主義を守る一票は、こぞって日本共産党にお寄せください」。力強いスポットが商店街や住宅街に響き渡ります。途中、自民党の車両とすれ違う場面もありましたが、中のスタッフは苦笑いを向けながら候補者名を連呼して走り去っていきました。

 「頑張ってね」「共産党しかないよ」。道行く人からの声援がひっきりなしに返ってくる地域もありました。アナウンサーの女性は、「『ご声援ありがとうございます』の返しで、候補者名や政策を最後まで読み上げきれないときも結構あります」といいます。

 後部座席の車窓から眺めてみると、幅広い世代からの反応がみえました。笑顔で手を振るリクルートスーツの女子学生、喫茶店から出てきてエールを送る従業員、まっすぐな視線で深くうなずくトラックの運転手、両手を振って見送る個人経営店の夫婦、買い物途中の主婦―。

信頼

 新宿区に入った武田良介参院議員は、「共謀罪法が強行採決されたあの日、私の部屋には反対の声をあげる市民から500件を超えるファクスが届きました。憲法違反の暴走政治を許さない、この声を選挙にぶつけましょう」と訴えました。

 演説後、武田議員に握手を求めた女性(85)。「共謀罪法の国会審議中、わたしはご近所に『反対』ポスターを張って回ってました。そしたら『共謀罪が成立したらあんたなんか捕まるぞ』って賛成派の人たちに脅されました。まるで戦前のような雰囲気を感じています。共産党はがんばって、ぜひ廃止にしてほしい」と力を込めました。

 何度もうなずきながら演説を聞いていた男性(27)。「共謀罪法や秘密保護法ができたことで、ポスターカードなどの創作活動がなんとなくやりにくいと感じるようになりました。共産党はいつもしっかり政府批判している。信頼しています」と話しました。

写真

(写真)有権者と対話する本村伸子衆院議員=26日、東京都杉並区

好感

 杉並区に入った本村伸子衆院議員は「自民党の都議は、豊洲の工事を受注した企業から献金を受け取っていました。また、1メートル1億円もかかる外かく環状道路建設など、皆さんの税金が湯水のように使われています。政治を私物化する議員ではなく、国民の声をしっかり聞いて働く議員を選んでください」と訴えました。

 足を止めて演説を聞いた20代の女性は、「舛添要一前都知事のような、お金に汚い議員はいやです。共産党は政党助成金をもらっていないところに好感を持ちました」と話しました。

 小さな子どもを連れた女性がスマホで撮影する姿もありました。「SNSで拡散します。陰ながら応援しています」と照れながら期待を寄せました。


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