2017年6月21日(水)
国会で真相究明こそ
4野党国対委員長が会見
20日の4野党国対委員長会談後の共同会見で各党の国対委員長は、首相が19日の会見で「一つひとつ丁寧に説明する努力を積み重ねていく」と述べたことに言及しました。
日本共産党の穀田恵二国対委員長は「いままでも、丁寧に説明するという話を何度も首相の記者会見で聞いてきたが、やったことがない。国会で真相究明することこそ納得できないという国民多数の声に応えることになる」と強調しました。新文書の存在が明らかになり疑惑が深まっているとして真相究明を要求。記述の中身が事実なら萩生田氏の国会での答弁は虚偽だったことになると指摘しました。その上で萩生田氏が自民党都連の会合で「堂々と受けて立つ」などと発言したことをあげ、「それなら真偽を問うために委員会を開くべきだ。選挙で宣伝だけというのは許されない」と批判しました。
民進党の山井和則国対委員長は「丁寧に説明する最適な場は国会だ。速やかに国会を開くべきだ」と強調しました。