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2016年9月27日(火)

安倍暴走政治に正面対決 臨時国会開会

党国会議員団総会 志位委員長があいさつ

野党と市民の共闘を発展させよう

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(写真)日本共産党国会議員団総会であいさつする志位和夫委員長=26日、国会内

 第192臨時国会が26日、召集されました。会期は11月30日までの66日間。開会にあたって日本共産党国会議員団総会で志位和夫委員長があいさつし、参院選を受けて初めての本格論戦にどういう構えでのぞむかについて述べました。

 (志位氏のあいさつ)


 志位氏は「あらゆる分野で安倍暴走政治とのたたかいが重大局面を迎えます。暴走政治と正面から対決し、政治の『チェンジ』を求める論陣を張っていきたい」と表明。安保法制=戦争法、「アベノミクス」、環太平洋連携協定(TPP)、原発、沖縄、憲法改定の各分野で暴走の矛盾や破綻が深刻となり、日本共産党が掲げる抜本的な対案で転換をはかろうと訴えました。

 野党の役割として志位氏は、「反対するなら対案を出せ」という安倍晋三首相に対して、「わが党はどの分野でも国民の立場にたった抜本的対案を明らかにしています」と述べると同時に、「間違った政治に正面から反対することは、それ自体が、野党の大事な仕事です」と強調。「『暴走政治にきっぱり対決、国民の立場で対案を示し、野党と国民と共同してたたかう』。この立場を堅持して頑張り抜こう」と呼びかけました。

 野党と市民の共闘を発展させていく国会にするため、志位氏は、23日の4野党・1会派の党首会談などで、「安保法制の廃止、立憲主義の回復」をはじめ安倍政権と対決する四つの政治的内容や、総選挙における「できる限りの協力」の具体化のための真剣な協議の開始といった重要な確認と合意を交わしたことを強調しました。

 当面する国会対応でも、TPPについて「絶対に拙速な審議、強行採決は許さない」という確認をふまえて協力するとともに、改憲でも「自民党改憲案」を許さないという一点での協力は可能だと強調しました。

 国会論戦の中身での連携を強化し、与党による国会運営における数の暴挙を許さず、野党が共同提出した法案の実現をはかるなど、「さまざまな面で野党間の国会共闘を発展させて、国会外での共闘発展、総選挙での選挙協力を実現していく。そういう国会にするために知恵と力を尽くそう」と訴えました。

 最後に志位氏は、第6回中央委員会総会での幹部会報告で呼びかけた「第27回党大会成功をめざす党勢拡大大運動」の成功に国会議員団も貢献しようと呼びかけました。「何よりも『日本共産党国会議員団ここにあり』という、わが党ならではの論戦を展開して、多くの国民のみなさんに『共産党を伸ばしてよかった。もっと伸ばそう』と評価していただける奮闘をしていきたい。それが『大運動』成功の何よりもの貢献になります」と力を込めました。さらに、国会議員団が党勢拡大運動の先頭に立って、「国政選挙を1回たたかう以上」の構えで「大運動」の成功に力を尽くそうと訴えると、大きな拍手が起こりました。


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