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2016年8月2日(火)

「平和・奨学金」など討議

全私研閉会 高校生が交流

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(写真)高校生交流集会の分科会で討論する高校生たち=1日、岐阜県高山市

 岐阜県高山市で行われていた第47回全国私学夏季研究集会(全私研)は1日、2日間28分科会での討論を終え、閉会しました。全私研に参加した高校生らが並行して開いた「全国高校生交流集会」には9都府県から70人を超える高校生が参加。グループ討論や四つの分科会で私学助成・奨学金問題、震災ボランティア活動、生徒会活動などについて話し合いました。

 「戦後70年と平和」の分科会では、自転車ピースリレーなどにとりくんだ昨年の「高校生戦後70年『未来』プロジェクト」での経験を交流。愛知の高校生(16)は、「平和のこととか考えたことなくて、家にいたくないから参加した」という自身の出発点から、さまざまな行動を通してこの1年間に学んだことを語りました。

 「学べば学ぶほど70年前の戦争がリアルに感じられるようになった。平和を願うたくさんの人の姿をみて、自分が恥ずかしくなりました。全国の仲間から、あきらめない姿勢を学びました」と語りました。

 岡山の高校生(17)は、「岡山でも運動を広げていきたい」といいます。岡山高校生サミットを企画し、18歳選挙権や「憲法改正」などをテーマにした高校生のディスカッションを続けていると報告しました。

 「自分の視野の狭さに気づかされた」「私立高校生としての一体感を感じた」―。他県、他校との交流を通して互いに学びあう高校生の姿がありました。


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