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2016年8月2日(火)

野党共闘は公党間の合意

志位委員長が記者会見

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 日本共産党の志位和夫委員長は1日、国会内で記者会見しました。この中で、民進党の岡田克也代表が同党代表選に不出馬の意向を示していることに関わって、今後の野党共闘のありかたについて記者団に問われ、「公党間の合意事項として国政選挙における協力をやっていくことが合意になっています。4野党書記局長・幹事長会談では総選挙においても協力を具体化しようということが合意になっています。そういう立場で臨んでいきたい」と表明しました。

 志位氏は、昨年9月19日に「国民連合政府」構想を提唱して以来、岡田代表とさまざまな場面で話し合いを行ってきて、「信頼関係を持って野党共闘を進めることができたと思っています」とふり返り、「その確認を大事にして今後も野党共闘を発展させていきたい」と語りました。

 さらに会見で、総選挙での野党共闘に向けた対応を問われ、志位氏は、二つの課題を強調しました。

 一つは、共通政策をさらに発展させる努力が必要になってくることです。

 志位氏は、参院選で安保法制や憲法の問題を主軸にしながら各分野での共通政策をかかげてたたかったことをふまえ、「総選挙に向けて国民のみなさんに安心して野党に任せようと思っていただけるようなポジティブな魅力ある共通政策を練りあげていく必要があります」と指摘しました。

 もう一つは、政権そのものが問われるという問題です。

 志位氏は、安保法制廃止・立憲主義回復を実行したうえで衆院を解散して次の進路を国民に問うていく「国民連合政府構想」が一番合理的で現実的だと強調。「この点はいま野党間の合意がありませんから、前向きな合意をつくる努力が、総選挙をたたかう上ではどうしても必要になってくると思います」と語りました。


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