2016年4月1日(金)
鳥取・島根で統一候補
参院選挙区 福島氏擁立を発表
遠藤ひでかず氏、比例予定候補で全力
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参院鳥取・島根選挙区(改選数1)で、鳥取、島根両県の市民と元消費者庁長官の福島浩彦氏(59)、日本共産党、民進党、社民党、新社会党の4野党が一堂に会した「市民と野党の集い」が31日、松江市で開かれ、福島氏を市民と野党の無所属統一候補として擁立すると発表しました。
野党は同日、5野党合意にもとづいて福島氏の勝利に全力を挙げるとの共同アピールを発表。「安保法制廃止」「立憲主義・民主主義の回復」「安倍政権の打倒」へ、「立場の違いをこえて、力をあわせましょう」と呼びかけました。
市民団体「住民目線で政治を変える会・山陰」共同代表の吉岡古都さん(50)は「安倍政権の暴走を止めるには選挙に勝つしかない。福島さんを私たちの代表として国政に送りたい」と訴えました。
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福島氏は「政治の流れをしっかりと変えていく第一歩にしなければならない。多くのみなさんと力をあわせて、その先頭に立ちたい」と表明しました。
日本共産党は後藤勝彦島根県委員長、小村勝洋鳥取県委員長が出席。選挙区での立候補を22日に取り下げ、比例区で活動する遠藤ひでかず予定候補の「野党共闘の実現をうれしく思います。福島さん勝利のために私もがんばります」とのメッセージを紹介し、福島氏は「遠藤さんの思いもしっかり受け止め、頑張りたい」と応えました。
シールズの本間信和さん(21)が東京から駆け付けました。