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2016年3月28日(月)

「民進党」が結党大会

立憲主義守り、安倍暴走止める

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 民主党と維新の党の合流による「民進党」の結党大会が27日、都内で開かれました。所属議員は衆参両院で156人となり、新代表に岡田克也氏(前民主党代表)が就任。「野党勢力を結集し、政権を担うことのできる新たな政党をつくる」と結党宣言しました。

 岡田氏は就任会見で野党共闘について問われ、日本共産党や当時の民主、維新両党など5野党の党首会談(2月19日)に言及し、「5野党代表で確認した通り国会対応、国政選挙においてできる限り協力するというのが合意事項だ」と改めて表明しました。大会あいさつでは「憲法の保障する基本的な権利すら脅かされ、憲法の根幹である平和主義がないがしろにされている。安倍政権の暴走を止めなければならない」と述べ、「安倍政権が衆参同日選挙をやるというなら、受けて立とうではないか。『自公対国民の良識』のたたかいに勝利しよう」と呼びかけました。

 維新の党代表だった松野頼久氏は、同日開いた臨時党大会で同党解散を決定したことを報告しました。

 民進党綱領は、「自由と民主主義に立脚した立憲主義を断固として守る」と明記。「新しい人権、統治機構改革など時代の変化に対応した未来志向の憲法を国民とともに構想する」、「原発に頼らない社会を目指す」などと掲げました。

 新幹事長の枝野幸男氏(前民主党幹事長)が活動方針を報告し、「安保法制の廃止と現実的かつ必要な安全保障体制の整備に向けて総力を注ぐ」と述べました。

 来賓あいさつで連合の神津里季生会長は、政策に関して「民主党政権が瓦解したのはガバナンス(統治)のつたなさによるもの。“社会保障と税の一体改革”をはじめ民主党政権でなければできなかった理念、政策はしっかりと引き継がれるべきだ。間違っても目先の人気取りで魂まで失ってはならない」と要求しました。

 脳科学者の茂木健一郎、東京大学教授の大沢真理、SEALDs(シールズ)の奥田愛基の3氏があいさつをしました。

 27日に結党した「民進党」大会で決定された役員は次の通りです。(敬称略)

 ▽代表 岡田克也▽代表代行 江田憲司、長妻昭、蓮舫▽幹事長 枝野幸男▽政調会長 山尾志桜里▽国対委員長 安住淳▽選対委員長 玄葉光一郎▽参院議員会長 郡司彰


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