「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2016年2月26日(金)

「ミサイル防衛」2兆円に

宮本徹議員追及 当初より倍増 防衛省認める

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

 若宮健嗣防衛副大臣は25日の衆院財務金融委員会で、北朝鮮の弾道ミサイル対処を口実とした「ミサイル防衛」(BMD)システムの導入経費が当面、約2兆円に達することを明らかにしました。日本共産党の宮本徹議員の質問に答えたもの。

 政府は2008年4月の国会答弁で、BMD整備費を全体で「8千億から1兆円程度を要する」としていました。宮本氏は「国会答弁に反する重大事態だ」と批判しました。

 若宮氏は、2004年度から16年度予算案までの累計で約1兆5787億円に達したと答弁。その理由として、前回の中期防衛力整備計画に基づき、イージス艦2隻を建造したことなどを挙げました。さらに、現行の中期防でパトリオットミサイル・PAC3や警戒監視レーダーが計画されており、これらの費用で3千億〜4千億円を要すると述べました。

 宮本氏は「軍拡競争という形で、日本の国民の税金を注ぎ込むのではなくて、国際社会が結束して外交的努力と圧力で北朝鮮を6カ国協議の枠組みに戻して、核開発の放棄を迫る。それしか道はない」とただしました。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって