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2015年5月2日(土)

きょうの潮流

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 五月晴れの86回メーデー。新緑まぶしい東京・立川の多摩川河川敷に集った三多摩会場に足を向けました。汗ばむ陽気のなか、3千をこす労働者の連帯する姿が頼もしい▼安倍政権によって労働法制の大改悪が狙われるさなかの開催。8時間労働を求めて始まった働く者のたたかいを胸に、訴えにも力がこもります。「100年前の社会に戻すな」「日本中をブラック企業にしてなるものか」▼労働時間の制限をなくす「残業代ゼロ法案」。担当大臣・塩崎厚労相の“本音発言”が問題になっています。経済団体の会合で「小さく産んで大きく育てる」と。対象をひろげることはぐっと我慢し、「とりあえず通すことだと言って、合意をしてくれると大変ありがたい」▼法案を通した後で対象を拡大しようとする思惑があけすけに。正社員ゼロ社会に道を開く「労働者派遣法改悪法案」をめぐっても、厚労省幹部から「派遣労働はモノ扱い」との発言がとびだしました▼労働者の生活や命を顧みない政治への怒りは会場いっぱい。悪政がふくらむほど、各界各層の運動も多彩に大きく。軍服姿の「安倍五月人形」、憲法9条を弓矢で狙う道着姿の首相、平和のシンボル、ハトに模して…。装飾のアイデアにも事欠きません▼メーデーには連帯する日本共産党の議員たちも。いっせい地方選挙で躍進し、新しいタスキをかけて固い握手を交わしていました。青年労働者が掲げた「年代をこえて団結がんばろう」。たたかいはここから、たたかいは今から。


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