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2015年4月19日(日)

次世代の党 犬伏候補

関係会社に政活費で事務所費

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 東京都大田区議選に立候補を予定している「次世代の党」の元区議、犬伏秀一氏が、区議在職中、政務活動費を自分が関係する会社あてに「事務所費」として毎月5万円、総額170万円余を支出していたことがわかりました。

 犬伏氏は、1999年、区議選に初当選(当時自由党)し、11年に4選。10年に「たちあがれ日本」に移り、12年12月の総選挙には、維新の会、14年12月には、次世代の党で、それぞれ東京4区から立候補、落選しました。

 区議時代の政務活動費を開示請求したところ、09年4月〜11年12月までは、犬伏氏が代表取締役の「日本自動車流通機構」に、12年1月〜11月は、同氏が取締役を務める「NCS不動産(12年7月〜11月は、社名がJADS不動産)」に、毎月5万円を「事務所使用料」「事務所代」などの名目で支出していました。

 総選挙直前の12年12月は、4日に6451円をJADS不動産に支出、二つの関係企業への支出は総額170万6451円にのぼります。税金の“還流”です。

 犬伏氏は、本紙の問い合わせに「(日本自動車流通機構など)各社が貸主より賃貸した事務所の一部を転貸した賃料を支払ったもので、その貸借料は、各社を通じて、それぞれの貸主に支払われているので、税金の還流にはあたらないと考えている」としました。


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